...夫はなおその全体の性格に於て反マルクス主義的であるかも知れないから...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...中性に於てサスペンドしようとすると共に...
戸坂潤 「読書法」
...東洋の生糸は確かに性質(たち)がいいそうだ...
中里介山 「大菩薩峠」
...土の特殊の性質によるものである...
中谷宇吉郎 「雪」
...独創性は10世紀までにしか見られない...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...文化的生においては囘想によつて過去は或る程度の克服を見現在の性格を得るであらうが...
波多野精一 「時と永遠」
...労働がきらいな性(しょう)のように見えた...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...敬虔な気持ちはこの認知されなかった子にある種の将来性を付与し...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...必然性はどういう事物に存すると一般的に思われているかを考察する...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...人類天性の本心において...
福沢諭吉 「日本男子論」
...真理の自己同一性――それは形式的な不変性である――を主張する者...
三木清 「危機における理論的意識」
...流出性は然しながら辯證法の凡ての本質に屬するものではないのである...
三木清 「唯物史観と現代の意識」
...新派というものの講談社性はどこかもうああいうひとの身にしみついているのね...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...古賀の単純極まる性質は愛す可きである...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...矢庭(やにわ)に何らの理由も必然性もなくくっつけ...
「純粋小説論」
...それ自身永遠でありあらゆる可能性を包蔵する...
和辻哲郎 「鎖国」
...両者は同じ性質のもののように見える...
和辻哲郎 「地異印象記」
...何らか非常に重大なことを告げ知らせんためであるかも知れぬという可能性が全然ないかのごとくに...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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