...それをいいことにして思い上がった失礼な批評などをしたのは済まなかったような気がする...
寺田寅彦 「夏目漱石先生の追憶」
...思い上がった娘がいて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...入道の思い上がった人品に対しては何とも言えなかった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...相手をするに不足のない思い上がった娘であることがわかってきて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そんなことも源氏は期待していたが女のほうは貴女と言われる階級の女以上に思い上がった性質であったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...しかも思い上がった心を持っていて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...思い上がった主人公の赫耶(かぐや)姫の性格に人間の理想の最高のものが暗示されていてよいのです...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...若い殿上役人たちもはなやかに思い上がった顔のそろっている御代(みよ)である...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...理想が高くてだれとも結婚をせずにまだ独身でいて思い上がった精神が実によい...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その中で姫宮は御身分からいっても最も若い思い上がった大将などには興味の惹(ひ)かれる御存在ではあったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その人の思い上がった空想がことごとく実現されたのであるから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...あの思い上がった男が...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そうも思わないであろうがと考える中納言はおそれおおくもあまりに思い上がったものである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...三十くらいできれいな風采(ふうさい)をし思い上がった顔つきをしていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...思い上がった売女(ばいた)めに解かりさえすれば...
夢野久作 「名娼満月」
...思い上がった鼻をヘシ折ったその正しさが...
吉川英治 「大岡越前」
...思い上がった言葉である...
吉川英治 「源頼朝」
...思い上がった阿呆に近い...
吉川英治 「源頼朝」
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