例文・使い方一覧でみる「思いのほか」の意味
スポンサーリンク...消えた無電「飛行島の工事は思いのほか早く出来あがることがわかった... 
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...一彦は思いのほか元気な顔をもたげて...
海野十三 「怪塔王」
...少年は思いのほか元気であった...
海野十三 「三十年後の世界」
...思いのほか、重くはないんだけれど、なんだか動くのが大儀（たいぎ）ですね...
海野十三 「大宇宙遠征隊」
...博士は荒縄（あらなわ）で椅子に厳重にしばりつけられていると思いのほか...
海野十三 「超人間Ｘ号」
...やめにするだろうと思いのほか...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...思いのほか町の更けているのを見ると...
徳田秋声 「仮装人物」
...帰りて見れば思いのほかにおもしろき事もなくて...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...全体としては思いのほか速く...
豊島与志雄 「沼のほとり」
...俺が行って見よう」平次は事件の奥行が思いのほかに深いことを知ると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...少納言は思いのほかの幸福が小女王の運命に現われてきたことを...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...弥一右衛門は聞いて思いのほかのことに思った...
森鴎外 「阿部一族」
...思いのほかまちまちになっているようである...
柳田国男 「母の手毬歌」
...わずか二尺か三尺と思いのほか...
吉川英治 「江戸三国志」
...すがたこそ、惨憺（さんたん）には見えるが、思いのほか、家康がにこにこしているのをながめて、半狂乱になっていた将兵たちも、ひどく安心して、その後はおのずから秩序づいた...
吉川英治 「新書太閤記」
...逃げるかと思いのほか...
吉川英治 「新書太閤記」
...思いのほか暖かいのだ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...押しいただいて感泣するかと思いのほか...
吉川英治 「宮本武蔵」
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