...その結果は必ず怖るべき花柳病(かりゅうびょう)となって現れるが...
大隈重信 「婦人問題解決の急務」
...【2】1.運命は偶然彼の手に怖るべき權力を握らせた...
關口存男 「新獨逸語文法教程解説」
...いかに怖るべき人間であるかと云うことがわかったが...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...その中(うち)の最も怖るべき人物で...
コナン・ドイル 三上於莵吉訳 「空家の冒険」
...巡礼の老爺は怖る怖る...
中里介山 「大菩薩峠」
...「ほんのお土産(みやげ)の印(しるし)」怖る怖る差出した土地の織物...
中里介山 「大菩薩峠」
...お名前は水戸の山崎譲と申せばおわかりになると申しますのでございます」宿の主人が怖る怖る...
中里介山 「大菩薩峠」
...怖るべき山窩(さんか)の一団の野営ではないか...
中里介山 「大菩薩峠」
...「御免下さいまし……」怖る怖る隔ての襖を開いたものがあります...
中里介山 「大菩薩峠」
...あなたが怖るべき才色兼備の御婦人ということは...
中里介山 「大菩薩峠」
...それは怖るべき広長舌を弄(ろう)するこのお喋り坊主が...
中里介山 「大菩薩峠」
...南面もしくは西面はこの通りなだらかな美しい景色であるのに北側には怖るべき威圧と陰惨との面影があること...
中里介山 「山道」
...しかしそれがかく迄実際に怖るべきものであるとは彼は決して想像も出来なかつたのであつた...
長與善郎 「青銅の基督」
...怖るべき意欲的作家であつた...
菱山修三 「再びこの人を見よ」
...そのごとく槌は初め鬼の怖るるところだったが...
南方熊楠 「十二支考」
...今は怖るる事なし...
南方熊楠 「十二支考」
...『嬉遊笑覧』に『萩原随筆』に蛇の怖るる歌とて「あくまたち...
南方熊楠 「十二支考」
...怖るべき真蔭流の太刀味は...
吉川英治 「剣難女難」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??