...怖々蒲団の中からのぞいて見ると...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...少年は尚怖々(おずおず)と見守っていると...
江見水蔭 「月世界跋渉記」
...お祖父さんに連れられて堤の上から怖々見ていました...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...エヒミチは怖々(おど/\)する...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六號室」
...怖々振り返ってみると...
田中英光 「箱根の山」
...そして怖々(こわごわ)に...
徳永直 「眼」
...怖々(こわごわ)この桟敷の一端を覗いて見ると...
中里介山 「大菩薩峠」
...怖々(こわごわ)ながら...
中里介山 「大菩薩峠」
...怖々(こわごわ)とそれを遠巻きにして取詰めて行くあんばいで...
中里介山 「大菩薩峠」
...八五郎の朴訥(ぼくとつ)な平手が怖々(おづ/\)擦つて居るのもあはれです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...怖々(こわごわ)顔をあげてみたらば...
長谷川時雨 「明治座今昔」
...腰や懐をなでながら怖々(こわごわ)とあたりを見廻し...
吉川英治 「江戸三国志」
...怖々(こわごわ)...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...『お気に入りますやら……』怖々(こわごわ)と茶をおく...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...怖々(こわごわ)と寄って行って...
吉川英治 「親鸞」
...怖々(こわごわ)と...
吉川英治 「親鸞」
...怖々(こわごわ)前へ進みながら...
吉川英治 「源頼朝」
...お吟も怖々(こわごわ)大地をのぞいてみた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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