...怖々(おずおず)あたりを見廻して...
芥川龍之介 「妖婆」
...怖々(おづおづ)した様な声で語り出した...
石川啄木 「足跡」
...怖々(こわごわ)足でグッと押して見た...
江戸川乱歩 「吸血鬼」
...「傴僂ではなかった様だね」私は怖々(こわごわ)それを云って見た...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...怖々(おどおど)して...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「ペルゴレーズ街の殺人事件」
...叱られて怖々(おじおじ)している子供といった方が適当なくらいで...
モーリス・ルヴェル Maurice Level 田中早苗訳 「無駄骨」
...そして怖々(こわごわ)に...
徳永直 「眼」
...一日に二三回位怖々(こわごわ)ながら試しているうちに...
夏目漱石 「それから」
...怖々(ごわごわ)時の経つのを待っているから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...怖々(こわごわ)そこらを見廻して...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...怖々見ている)弥八 (升公等を制し...
長谷川伸 「一本刀土俵入 二幕五場」
...正三は怖々覗いては逃げ...
原民喜 「恐怖教育」
...怖々(こは/″\)訊(き)いた...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...心の中にお出でたなと怖々ながら内へ這入り...
正岡容 「我が圓朝研究」
...私は日暮れに遊びに出た次手に怖々(こはごは)龜藏の家の見えるところまで行つて見たが...
正宗白鳥 「避病院」
...怖々(こわごわ)...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...怖々(こわごわ)と橋板を踏んで...
吉川英治 「源頼朝」
...怖々(こわごわ)と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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