...怏々として起きたり寝たり...
種田山頭火 「其中日記」
...彼はこの城の先祖の不正直なことを知って怏々(おうおう)として楽しまなかった...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「作男・ゴーの名誉」
...私も何だか怏々(くさくさ)していると...
徳田秋声 「縮図」
...彼女は怏々(おうおう)と楽しまない日がつづいて...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...私はこれもどうにもならぬことながら終日怏々として楽しまなかつた...
室生犀星 「俳句は老人文学ではない」
...それゆゑ常に怏々として楽まず...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...怏々(おうおう)として楽しめない...
吉川英治 「大岡越前」
...怏々(おうおう)と揺れ悩んでいるかにみえる...
吉川英治 「私本太平記」
...きっとこの返報は」つい瞋恚(しんい)に燃えやすい怏々(おうおう)の胸を...
吉川英治 「私本太平記」
...こういう世相に怏々(おうおう)として...
吉川英治 「私本太平記」
...光秀の胸に怏々(おうおう)として霽(は)れやらぬものあることを...
吉川英治 「新書太閤記」
...ひとり怏々(おうおう)と日蔭者(ひかげもの)じみた日々を過ごしていなければならないか...
吉川英治 「新書太閤記」
...怏々鬱々(おうおううつうつ)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...怏々(おうおう)と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...つまらない糺問(きゅうもん)をしたとは思いながら怏々(おうおう)と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...怏々(おうおう)として楽しまずに暮しているらしい」「備前児島(こじま)の城へ当てて...
吉川英治 「親鸞」
...怏々(おうおう)と楽しめない...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...怏々(おうおう)として勝(すぐ)れない顔いろ...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
便利!手書き漢字入力検索