...怏々(おうおう)としていたのである...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...怏々(おうおう)として楽しまざる日を送っていた...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...時には遠方の納屋庭で何か怏々(おうおう)としている牝牛の啼きごえも聞いた...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...癇癪(かんしゃく)持ちの通武はいつも怏々(おうおう)として不平を酒杯(さけ)に漏らしつ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...私は怏々として居た...
長塚節 「隣室の客」
...人生の無意義を知つて怏々として居る...
萩原朔太郎 「酒に就いて」
...終日怏々として楽しまなかったほどである...
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」
...さうやつて巴里にひとり暮らしながら怏々としてゐるらしいモオリスの心を慰めるために...
堀辰雄 「モオリス・ド・ゲランと姉ユウジェニイ」
...怏々(おうおう)として楽まない...
森鴎外 「魚玄機」
...怏々(おうおう)として楽しめない...
吉川英治 「大岡越前」
...怏々(おうおう)と楽しまぬ顔いろであった...
吉川英治 「三国志」
...怏々(おうおう)として浮かない日を過しているところですから...
吉川英治 「三国志」
...怏々(おうおう)と心の楽しまない顔だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...怏々(おうおう)として楽しまず...
吉川英治 「新書太閤記」
...ひとり怏々(おうおう)と日蔭者(ひかげもの)じみた日々を過ごしていなければならないか...
吉川英治 「新書太閤記」
...つまらない糺問(きゅうもん)をしたとは思いながら怏々(おうおう)と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...怏々(おうおう)として楽しまない気持になってきたのです...
吉川英治 「親鸞」
...怏々(おうおう)と...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??