...怏々(おうおう)としていたのである...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...時には遠方の納屋庭で何か怏々(おうおう)としている牝牛の啼きごえも聞いた...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...怏々として楽しまず...
種田山頭火 「行乞記」
...トロイアの軍勢あとに怏々と...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...私も何だか怏々(くさくさ)していると...
徳田秋声 「縮図」
...人生の無意義を知つて怏々として居る...
萩原朔太郎 「酒に就いて」
...怏々(おうおう)たる顔の色...
二葉亭四迷 「浮雲」
...怏々(おうおう)として日を送った...
森鴎外 「阿部一族」
...怏々(おうおう)と...
吉川英治 「三国志」
...空しく回(かえ)っては惆悵(ちゅうちょう)怏々(おうおう)として云うべからざるものあり...
吉川英治 「三国志」
...彼の面は怏々と閉じていた...
吉川英治 「三国志」
...怏々(おうおう)として楽しまない心境にある...
吉川英治 「三国志」
...怏々(おうおう)と...
吉川英治 「新書太閤記」
...怏々(おうおう)として...
吉川英治 「新書太閤記」
...それからはなお怏々(おうおう)として胸が晴れない...
吉川英治 「親鸞」
...怏々(おうおう)として楽しまずに暮しているらしい」「備前児島(こじま)の城へ当てて...
吉川英治 「親鸞」
...怏々(おうおう)として楽しまない人間になった...
吉川英治 「源頼朝」
...怏々(おうおう)と胸が鬱(ふさ)いでくる...
吉川英治 「源頼朝」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??