...我心は怏々(あう/\)として樂まずなりぬ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...若大将ひとり怏々(おうおう)として楽しまず...
太宰治 「新釈諸国噺」
...彼は怏々として樂しまず...
中島敦 「山月記」
...さうやつて巴里にひとり暮らしながら怏々としてゐるらしいモオリスの心を慰めるために...
堀辰雄 「モオリス・ド・ゲランと姉ユウジェニイ」
...怏々(おうおう)として楽まない...
森鴎外 「魚玄機」
...疑心と嫉妬が怏々(おうおう)と足にからみついて...
吉川英治 「銀河まつり」
...心中ひとり怏々(おうおう)と悶(もだ)えを抱いていた...
吉川英治 「三国志」
...怏々(おうおう)と汝南を去った...
吉川英治 「三国志」
...魏延は怏々(おうおう)と楽しまない顔をして退がった...
吉川英治 「三国志」
...怏々(おうおう)と...
吉川英治 「私本太平記」
...怏々(おうおう)として...
吉川英治 「私本太平記」
...後には怏々(おうおう)と楽しまない日ばかりを過して...
吉川英治 「新書太閤記」
...ひとり怏々(おうおう)と日蔭者(ひかげもの)じみた日々を過ごしていなければならないか...
吉川英治 「新書太閤記」
...つまらない糺問(きゅうもん)をしたとは思いながら怏々(おうおう)と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...怏々(おうおう)として楽しまない気持になってきたのです...
吉川英治 「親鸞」
...怏々(おうおう)として御憂悶の深かった上皇の侍側にあって...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...怏々(おうおう)と胸が鬱(ふさ)いでくる...
吉川英治 「源頼朝」
...怏々(おうおう)と...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索