...怏々(おうおう)として楽しまざる日を送っていた...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...何となし怏々として楽しまない日...
種田山頭火 「其中日記」
...トロイアの軍勢あとに怏々と...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...人生の無意義を知つて怏々として居る...
萩原朔太郎 「酒に就いて」
...春の羅馬にあつてなんの爲事もなさずに怏々としてゐたリルケのもとに遂に屆いたのであつた...
堀辰雄 「或外國の公園で」
...怏々(おうおう)として楽しめない...
吉川英治 「大岡越前」
...また愁心(しゅうしん)怏々(おうおう)たる憂いを抱きながらも...
吉川英治 「黒田如水」
...怏々(おうおう)と楽しまぬ顔いろであった...
吉川英治 「三国志」
...心中ひとり怏々(おうおう)と悶(もだ)えを抱いていた...
吉川英治 「三国志」
...怏々(おうおう)と...
吉川英治 「三国志」
...怏々(おうおう)と汝南を去った...
吉川英治 「三国志」
...こういう世相に怏々(おうおう)として...
吉川英治 「私本太平記」
...怏々(おうおう)と...
吉川英治 「私本太平記」
...光秀の胸に怏々(おうおう)として霽(は)れやらぬものあることを...
吉川英治 「新書太閤記」
...怏々(おうおう)として...
吉川英治 「新・水滸伝」
...怏々(おうおう)として無為の日を送るすでに五年...
吉川英治 「宮本武蔵」
...怏々(おうおう)として勝(すぐ)れない顔いろ...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...そんな心配も怏々(おうおう)と胸に抱いたことであったろうと思われる...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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