...若大将ひとり怏々(おうおう)として楽しまず...
太宰治 「新釈諸国噺」
...そして無能無力だ!終日怏々...
種田山頭火 「其中日記」
...さうやつて巴里にひとり暮らしながら怏々としてゐるらしいモオリスの心を慰めるために...
堀辰雄 「モオリス・ド・ゲランと姉ユウジェニイ」
...怏々(おうおう)として楽しめない...
吉川英治 「大岡越前」
...帝にはむしろ怏々(おうおう)と何か常に楽しまぬご容子に察しられた...
吉川英治 「三国志」
...怏々(おうおう)と汝南を去った...
吉川英治 「三国志」
...――あのジメジメと長雨に腐っている人みたいな怏々(おうおう)とした以前の陰影はどこにもなかった...
吉川英治 「私本太平記」
...こういう世相に怏々(おうおう)として...
吉川英治 「私本太平記」
...怏々(おうおう)として...
吉川英治 「私本太平記」
...怏々(おうおう)と楽しまぬ色のあった彼も...
吉川英治 「新書太閤記」
...怏々(おうおう)として...
吉川英治 「新書太閤記」
...怏々(おうおう)として...
吉川英治 「新・水滸伝」
...つまらない糺問(きゅうもん)をしたとは思いながら怏々(おうおう)と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...怏々(おうおう)として楽しまずに暮しているらしい」「備前児島(こじま)の城へ当てて...
吉川英治 「親鸞」
...怏々(おうおう)と胸が鬱(ふさ)いでくる...
吉川英治 「源頼朝」
...怏々(おうおう)と...
吉川英治 「宮本武蔵」
...怏々(おうおう)として楽しまないものが胸を占めて霽(は)れないのだ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...怏々(おうおう)として勝(すぐ)れない顔いろ...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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