...怏々(おうおう)として楽しまざる日を送っていた...
レオニード・ニコラエヴィッチ・アンドレーエフ 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...若大将ひとり怏々(おうおう)として楽しまず...
太宰治 「新釈諸国噺」
...乃公(おれ)は怏々(くさ/\)してかなはぬによって...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...彼は怏々として樂しまず...
中島敦 「山月記」
...私は怏々として居た...
長塚節 「隣室の客」
...怏々(おうおう)たる顔の色...
二葉亭四迷 「浮雲」
...疑心と嫉妬が怏々(おうおう)と足にからみついて...
吉川英治 「銀河まつり」
...また愁心(しゅうしん)怏々(おうおう)たる憂いを抱きながらも...
吉川英治 「黒田如水」
...魏延は怏々(おうおう)と楽しまない顔をして退がった...
吉川英治 「三国志」
...怏々(おうおう)と揺れ悩んでいるかにみえる...
吉川英治 「私本太平記」
...怏々(おうおう)と心の楽しまない顔だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...光秀の胸に怏々(おうおう)として霽(は)れやらぬものあることを...
吉川英治 「新書太閤記」
...怏々(おうおう)として...
吉川英治 「新書太閤記」
...怏々(おうおう)の悶(もだ)えを独り抱きつづけた...
吉川英治 「新・水滸伝」
...怏々(おうおう)として楽しまない気持になってきたのです...
吉川英治 「親鸞」
...怏々(おうおう)と楽しめない...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...怏々(おうおう)として楽しまない人間になった...
吉川英治 「源頼朝」
...怏々(おうおう)として勝(すぐ)れない顔いろ...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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