...我心は怏々(あう/\)として樂まずなりぬ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...そして魂のぬけた人のようになって怏怏(おうおう)として帰ったが...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「嬰寧」
...癇癪(かんしゃく)持ちの通武はいつも怏々(おうおう)として不平を酒杯(さけ)に漏らしつ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...彼は怏々(おうおう)として楽しまず...
中島敦 「山月記」
...怏々(おうおう)として窶(やつ)れ果てているので...
夢野久作 「少女地獄」
...怏々(おうおう)として浮かない日を過しているところですから...
吉川英治 「三国志」
...怏々(おうおう)と楽しまぬものを抱いて...
吉川英治 「三国志」
...きっとこの返報は」つい瞋恚(しんい)に燃えやすい怏々(おうおう)の胸を...
吉川英治 「私本太平記」
...怏々(おうおう)として...
吉川英治 「私本太平記」
...後には怏々(おうおう)と楽しまない日ばかりを過して...
吉川英治 「新書太閤記」
...今朝の彼が怏々(おうおう)としてすぐれないのは無理もなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...怏々(おうおう)と楽しまぬ色のあった彼も...
吉川英治 「新書太閤記」
...怏々(おうおう)として...
吉川英治 「新書太閤記」
...怏々(おうおう)として...
吉川英治 「新書太閤記」
...怏々(おうおう)として...
吉川英治 「新・水滸伝」
...怏々(おうおう)として楽しまずに暮しているらしい」「備前児島(こじま)の城へ当てて...
吉川英治 「親鸞」
...勝手に転居する事も許されない――怏々(おうおう)と...
吉川英治 「夏虫行燈」
...怏々(おうおう)として楽しまない人間になった...
吉川英治 「源頼朝」
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