...私は怏々として楽しまぬ日を送るようになりました...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「あの顔」
...そして魂のぬけた人のようになって怏怏(おうおう)として帰ったが...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「嬰寧」
...春琴はこの時から怏々(おうおう)として楽しまず間もなく脚気(かっけ)に罹(かか)り秋になってから重態に陥(おちい)り十月十四日心臓麻痺(しんぞうまひ)で長逝(ちょうせい)した...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...銀子も怏々(くさくさ)するので呑んだ...
徳田秋声 「縮図」
...人生の無意義を知つて怏々として居る...
萩原朔太郎 「酒に就いて」
...怏々(おうおう)として窶(やつ)れ果てているので...
夢野久作 「少女地獄」
...怏々(おうおう)として楽しめない...
吉川英治 「大岡越前」
...怏々(おうおう)と...
吉川英治 「三国志」
...怏々(おうおう)と楽しまぬものを抱いて...
吉川英治 「三国志」
...魏延は怏々(おうおう)と楽しまない顔をして退がった...
吉川英治 「三国志」
...怏々(おうおう)と心も楽しまず...
吉川英治 「新書太閤記」
...今朝の彼が怏々(おうおう)としてすぐれないのは無理もなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...怏々鬱々(おうおううつうつ)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...怏々(おうおう)と...
吉川英治 「新・水滸伝」
...彼の顔も怏々(おうおう)として...
吉川英治 「新・水滸伝」
...怏々(おうおう)として楽しまない気持になってきたのです...
吉川英治 「親鸞」
...怏々(おうおう)として無為の日を送るすでに五年...
吉川英治 「宮本武蔵」
...怏々(おうおう)と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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