...予は一日彼の快絶奇絶なる深林を過ぎ...
イー、エー、ゴルドン 高楠順次郎訳 「弘法大師と景教との關係」
...其間にこそわが久しく見んことを願ひし奇絶快絶の大景は全く深く藏せらるゝなれと...
田山花袋 「秋の岐蘇路」
...壮絶快絶、船はアーク灯下に照らされるようで、船首、手綱、舷側等は、特に一種名状することの出来ない強い凄い青光を放った...
武者金吉 「地震なまず」
...快絶奇絶なりしが如く...
山路愛山 「明治文学史」
...「呉服橋劇場蘇える」「新劇場王天川クレハ嬢主演」「邪妖探偵劇――二重心臓」「原作エドガア・アラン・ポーの秘稿」「最近仏国巴里(パリー)市場に於て二百万法(フラン)を以てグラン・ギニョール座専属パオロ・オデロイン夫人の手に落札せられしもの」「斯界第一人者江馬兆策先生翻案脚色」「凄絶、怪絶、奇絶、快絶、妖美無上」「九月七日午後五時開場六時開演」「特等(指定)十円」「普通五円、三円、前売せず」等々々……それから中一日置いて六日と七日の朝刊には又、奇妙な事に、都下著名新聞の「轟氏殺害事件」に関する記事を一々抄録して掲載し、その最下段に四号活字で次のような説明を付けていた...
夢野久作 「二重心臓」
...荘厳、雄大、悲痛、快絶...
吉川英治 「上杉謙信」
...彼ほど快絶な勝ち方をする大将も少ないが...
吉川英治 「三国志」
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