...私は病気から快癒した...
...彼女の優しい言葉で彼は心の傷も快癒した...
...このマッサージは疲れを快癒するのに効果的だ...
...あの事件の傷跡が時間とともに快癒していく...
...早期治療をすることで、病気が快癒することもある...
...あの快癒(なほ)つてからの事で御座いますから...
石川啄木 「鳥影」
...一生快癒する望みのない癈人としてぶらぶらしてゐるものの...
武田麟太郎 「現代詩」
...快癒の知らせを受け取ったものの...
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」
...私の病気は一ヶ月足らずのうちに快癒した...
豊島与志雄 「或る女の手記」
...快癒までに二週間を要した...
豊島与志雄 「傷痕の背景」
...超スピードで快癒していった...
豊島与志雄 「愉快な話」
...酒が原因の病気は、酒をたちさえすれば、直ちに快癒する...
豊島与志雄 「愉快な話」
...私は万福が快癒し...
葉山嘉樹 「万福追想」
...私はずいぶん快癒した...
A. ブラックウッド A. Blackwood The Creative CAT 訳 「盗聴者」
...医者達もまた直ぐ快癒する患者として彼女をいつも取り扱っているように見えた...
堀辰雄 「風立ちぬ」
...もう油断さへ為さらなければほどなく御快癒になれますわね...
牧野信一 「〔婦人手紙範例文〕」
...自分は決して快癒はしない病をもって生きているのが重荷なのだ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...祓(はらい)までも隙(ひま)なくさせて姫君の快癒(かいゆ)のみ待つ薫であったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...その後しばらくはわずらっていたもののようやく快癒(かいゆ)したふうの見えたために僧都は横川(よかわ)の寺へ帰った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...このくらいのところで快癒を御仏におすがりすることはやめたらいいでしょう」と言い残して寺へ帰った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...それなら果してそれら尽くの病体に必ず効いて快癒するものかどうかとなると...
横光利一 「馬車」
...近年はとみに「――御快癒(ごかいゆ)である」と...
吉川英治 「私本太平記」
...領主の病の快癒したことを告げ...
和辻哲郎 「鎖国」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??