...存外(ぞんがい)快濶(かいかつ)に話したりした...
芥川龍之介 「彼」
...……」僕は咄嗟(とっさ)に快濶(かいかつ)になった...
芥川龍之介 「彼 第二」
...彼れは今此の明るい火を見て總ての事を忘れた樣な快濶になつて黒い頸卷と鉢の高い帽子とを玄關になげ出したなりどつかりストーヴの側に腰を下した...
有島武郎 「半日」
...太つて快濶(くわいくわつ)な法学士の野田副寮長と...
犬養健 「朧夜」
...暫(しばら)くぶりで快濶に帰つて来た...
犬養健 「朧夜」
...僕がこれまで見せて来た快濶の態度に対しても...
岩野泡鳴 「耽溺」
...此あたりやゝ快濶たる山坡(さんば)の上...
徳冨蘆花 「馬上三日の記」
...平生あんなに快濶(かいかつ)な男が...
広津柳浪 「今戸心中」
...主人の出張先を問い合わせても「よくわかりません」という快濶な給仕の返事しか聞かれない…………よしんば...
夢野久作 「奥様探偵術」
...かくして小生は主義も理想もない天空快濶な自然の児(こ)に立ち帰る事が出来ました...
夢野久作 「暗黒公使」
...快濶(かいかつ)にキビキビと種々(いろいろ)の指図をしておられました...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...平生から快濶な主婦が母親が来たので一層はしやいで居る...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...快濶な主人夫婦はじめ四人の女は皆親切に話しかけて...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...此(この)婆さんは「戦(そよ)ぐ麦」の中の「小作女(こさくをんな)」と云ふ詩に歌はれた人好(ずき)のする快濶(くわいくわつ)な婆さんである...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...予等の為に自家の詩に就(つい)て快濶に色色(いろ/\)と語られた...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...快濶な早川先生御夫婦は私の歌を訳して二夫人に告げられるのであつた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...また全く以前の快濶になつた...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...年寄つた父親はスープの後で、快濶に、今度の婚禮について言ひ出した...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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