例文・使い方一覧でみる「快弁」の意味

...酔いがまわるにつれて二人は快弁になった... 酔いがまわるにつれて二人は快弁になったの読み方
相馬泰三「六月」

...テオドルの快弁にすぐ言い伏せられた... テオドルの快弁にすぐ言い伏せられたの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...そしてときどきごつごつした快弁を弄（ろう）した... そしてときどきごつごつした快弁を弄したの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...クリストフはその快弁と声音とに耳鳴りがして... クリストフはその快弁と声音とに耳鳴りがしての読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...マルセイユ風の強い調子でいっそう引き立つ快弁をそなえていた... マルセイユ風の強い調子でいっそう引き立つ快弁をそなえていたの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...母親から快弁を受け継いでいた... 母親から快弁を受け継いでいたの読み方
ロマン・ローラン　Romain Rolland 豊島与志雄訳「ジャン・クリストフ」

...まったく思いもかけないような快弁を持っていて... まったく思いもかけないような快弁を持っていての読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...それじゃ落ちついて内証話も出来まいではないか」「――」怪しい男の快弁にいい捲られたか...
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...師匠小さんはあなたも御承知のベラベラまくし立てる流弁快弁の人だったので...
正岡容「初看板」

...上京したとたんに快弁の先々代林家正蔵が胃病で歿り... 上京したとたんに快弁の先々代林家正蔵が胃病で歿りの読み方
正岡容「わが寄席青春録」

...それから楽堂君が持って生まれた快弁熱語を以て滔々（とうとう）と法政騒動の真相を披瀝（ひれき）すると... それから楽堂君が持って生まれた快弁熱語を以て滔々と法政騒動の真相を披瀝するとの読み方
夢野久作「近世快人伝」

...何よりも併し早川先生の卒直と深切とに満ちた快弁がサロンの情調を引立てる中心を成して居た...
與謝野寛・與謝野晶子「満蒙遊記」

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