...またあるときは再び四散して渾沌たる無秩序に帰ると考えていたらしい(一〇二頁デモクリトスの説参照)...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...単なるデモとしたって...
林不忘 「安重根」
...―――「ダカラ嫉妬ハ或ル意味ニオイテ必要デモアリ快感デモアル」(一月十三日)―――等々とあるので明らかであるが...
谷崎潤一郎 「鍵」
...………悪イ性質ノ女デモ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...イクラデモ這入リニ来ルガイヽ」飛ンダトコロデ敵ヲ取ラレル...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...脚気デモナイラシイ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...チンパンジーデモコノ顔ニ比ベレバ優シダ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...イクラカデモ痛ミヲオ忘レニナルヨッテ云ッテヤッタンデスガネ」「馬鹿」イキナリ予ハ怒鳴ッタ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...聖徳太子の憲法にデモクラシイの精神があるなどという...
津田左右吉 「陳言套語」
...このデモクラシー的自由主義的な大衆観念の把握に際して欠くことの出来ないものだという点を...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...現在の所謂「デモクラシー」の方は...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...デモの中へも潜りこんで直接大衆をアジれ――キャプテンからそういう指令を受けていた...
戸田豊子 「鋳物工場」
...「三男ノ正之助ガ放蕩者故ニ、兄ガ困ッテイルト聞キナガラ、正之助ヲ呼ンデ、ダマシテ聞イタラ、残ラズ兄ガ謀(はかりごと)ヲ白状シタカラ、工面(くめん)ヲシテハ正之助ヘ金ヲ貸シテ遣ワシタガ、仕舞イニハ兄ガ借金ガ蔵宿ノモ切レシトイウカラ、オレガ竹内ノ隠居ヲダマシテ、トウトウ兄ノ判ヲ拵(こしら)エサセ、蔵宿デ百七十五両、勤メト入用ガ急ニ林町ニテ出来タトテ、正之助ガ諏訪部トイウ男ヲ頼ンデヤッテ借リタガ、蔵宿デモ、三人ガ道具箱デ肩衣(かたぎぬ)マデ着テ行ッタ故、疑ラズニヨコシタ、ソノ金ヲ皆ンナ遣ッテ仕舞ッタガ二月バカリデ知ッテ、兄ガ吝嗇(りんしょく)故ニ大層ニオコッタカラ、トウトウドコマデモ知ラヌ顔デシマッタガ蔵宿デハイロイロセンサクヲシタガ、知レズニシマッタ」兄貴の息子をそそのかして放蕩を教えた上に、謀判を以て蔵宿から詐欺取財!「或日、諏訪部ガ来テ、常盤橋ニテ明後日、狐バクチガ有ルカラ、オレニ一ショニ行ッテクレロ、是ハ千両バクチ故ニ、勝ツト大金ガハイルカラ、壱人デハ帰リガ気遣イダカラト云ウカラ、オレハソノ道ニハ今マデ手ヲ出シタコトガナイカライヤダトイッタラ、只行ッテ食物デモ食ウテ寝テ居ロト云ウカラ行ッタガ、ソノ時ハ諏訪部ニモ元手ガ三両シカ無カッタ、ソレモオレガ十両バカリハ貸シタ故ニ、深川ヘ行ッテ見タラ、蔵宿ノ亭主ダノ、大商人(おおあきんど)ガ、日本橋近辺ヨリ集マッテ五六十人バカリシテ場ヲ始メタガ、オレニハイロイロノ馳走ヲシテクレタ故、常盤町ノ女郎屋ヘ行ッテ女郎ヲ呼ンデ遊ンデ居タガ、夜ノ七ツ時分ニ迎エヲヨコシタカラ、茶屋ヘ行ッテ見タラ、諏訪部ハ六百両ホド勝ッタ故、オレガ見切ッテ連レテ帰ッタ、生レテ初メテ、コンナバクチヲ見タト云ッタラ、皆ガ先生ハ人ガイイト云ッテ笑ッタヨ」このくらい人がよければ申し分はなかろうが、御当人はバクチだけはやらなかったようだが、トバの用心棒に祭り上げられた...
中里介山 「大菩薩峠」
...中途半端で雑駁(ざっぱく)なデモ文士にすぎないのである...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...日本は極(きわ)めてデモクラチックで――特に上古はそうであった――少しも形式ぶったところがなく...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...吾人のあまりに日本人的なレアリズムやデモクラシイやを...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...何しろ俺はデモクラツトを守つて来たんだからな...
牧野信一 「貧しき日録」
...乙「デモおとと様がおわるくてはいらっしゃられますまい...
三宅花圃 「藪の鶯」
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