...この飲み物は爽快味があって、夏にぴったりです...
...口の中に広がる爽快味が何とも言えない...
...爽快味を感じながら、汗をかいて運動するのが最高だ...
...シャンプーの爽快味が気持ちいい...
...爽快味のある風が吹いて、気持ちが良い...
...あの圧迫の中での急流下りの快味も...
浅沼稲次郎 「まあまあ居士の弁」
...一方のかこみを打破つた奮鬪の勇氣に快味を覺ゆる時期である...
伊藤左千夫 「水害雜録」
...無念無想的な快味が少しもなかつた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...捉(とら)えた鼠を嬲(なぶ)ってよろこぶ猫のような快味を覚えながら...
海野十三 「振動魔」
...あるいは云う男の師匠が弟子を折檻する例は多々あるけれども女だてらに男の弟子を打ったり殴(なぐ)ったりしたという春琴のごときは他に類が少いこれをもって思うに幾分嗜虐性(しぎゃくせい)の傾向があったのではないか稽古に事寄せて一種変態な性慾(せいよく)的快味を享楽(きょうらく)していたのではないかと...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...自然の子が自然に還る快味は言葉に尽せぬ...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...あの白い中身をしゃぶる甘味快味を...
豊島与志雄 「「自然」」
...これに対する快味は今日の人では判るまい...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...これから秋夜読書の快味を満喫せんがために...
中里介山 「大菩薩峠」
...音そのものの物理的な快味にだけ感じ入るのに似てゐて...
中原中也 「撫でられた象」
...ご承知の圓馬の豪快味に比べる時...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...誰にしたツて舌に快味を感ずるばかりで其樣な眞似が出來るもので無い...
三島霜川 「解剖室」
...危険の多い諸行為に伴う名誉や快味を要求する権利はない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...豐かな快味との織りまじつた文章と...
吉江喬松 「山岳美觀」
...人を罵(ののし)る快味が...
吉川英治 「銀河まつり」
...駈け去りながら道誉はクツクツ内心で快味を覚えた...
吉川英治 「私本太平記」
...宮にはこれがたまらない御快味だった...
吉川英治 「私本太平記」
...小さな快味に酔っていた...
吉川英治 「新書太閤記」
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