...この飲み物は爽快味があって、夏にぴったりです...
...口の中に広がる爽快味が何とも言えない...
...爽快味を感じながら、汗をかいて運動するのが最高だ...
...シャンプーの爽快味が気持ちいい...
...爽快味のある風が吹いて、気持ちが良い...
...無念無想的な快味が少しもなかつた...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...うまいのだろうか」「モルヒネ剤特有の蠱惑(こわく)にみちた快味(かいみ)があるというわけさ...
海野十三 「ゴールデン・バット事件」
...実にこたえられない快味である...
佐野昌一 「虫喰い算大会」
...いかもの食いの快味...
江戸川乱歩 「江川蘭子」
...冒険の快味ですね...
江戸川乱歩 「影男」
...この凉味と快味とは...
大町桂月 「月の東京灣」
...――むりな帆の曳きかたで、力いっぱい風に逆らいながら、ボートを急転回する、あの快味を、なぜ味わってはいけない? あの男をして、いくらでもスコットランドのゼエムスと密通せしめよ、彼女は取り扱う術を知っている! 彼と角力し、彼を手玉にとり、急所を押え、そしてお慈悲で許してやろう、――荘重に、歓喜のなかに許してやろう、何度でも、何度でも! もしそれで自分のほうが負けたなら、よろしい、それも新しい経験だ...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...なるほどこのスリルと爽快味(そうかいみ)だけは...
橘外男 「墓が呼んでいる」
...恍惚(こうこつ)として夢路に迷い入るの快味を味わうものにとっては...
中里介山 「大菩薩峠」
...会心の法帖を摸するの快味を味わう瞬間だけは...
中里介山 「大菩薩峠」
...これから秋夜読書の快味を満喫せんがために...
中里介山 「大菩薩峠」
...ご承知の圓馬の豪快味に比べる時...
正岡容 「随筆 寄席風俗」
...ある女の脚が真直でないことからかえって快味を多くうけているものと信じこみ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...本格物の痛快味が...
夢野久作 「探偵小説漫想」
...その快味をむさぼるように...
吉川英治 「江戸三国志」
...どうです、もう一献(こん)」「いや、夜が明けたら、酒どころではない」「でも、人生の快味は、こういう時ではありませんか」「そうだ...
吉川英治 「三国志」
...彼はいま独りで謀略の快味に酔っていたのだった...
吉川英治 「私本太平記」
...五体の汗腺にあとの爽快味を残したものかとおもわれる...
吉川英治 「私本太平記」
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