...重力の法則と物理的過程に際するエネルギー不滅の法則とを応用してどこまで行けるかということは...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...あれを応用して一つやってみよう...
海野十三 「間諜座事件」
...早速それを応用してみようと...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「魂の喘ぎ」
...また自然科学の厳重な帰納法を社会問題の研究の上に応用してゆくならば...
ピョートル・アレクセーヴィチ・クロポトキン Pyotr Alkseevich Kropotkin 大杉栄訳 「青年に訴う」
...これを自分の店にも応用して見ましたところ...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...僕はあすこへ応用してもらう積りで文章談をしたのではない...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...別にむつかしい理論も何もなしにやっていた筆法を映画の上に応用しているようにしか思われないのである...
寺田寅彦 「ラジオ・モンタージュ」
...このような見方を一つの作業仮説として実際の古人の連句中の代表的なものに応用してみることは...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...その理想を光子に対しても応用して……そして...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...したがって古(ふるき)に拘泥(こうでい)してあらゆる未来の作物にこれらを応用して得たりと思うは誤りである...
夏目漱石 「作物の批評」
...実地に応用して始めて趣味が出るものだからな」「そうです」と代助は答えている...
夏目漱石 「それから」
...それを応用しても間違いはなかろう...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...連句もまた蕪村は蕪村流を応用して面目を新たにせり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...簡単な物であるけれど、物理を応用して、子供などを喜ばせるやうに出来て居る処はうまいものである...
正岡子規 「病牀六尺」
...後には和算家自らの創意したる事項をも巧みに応用している...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...これを応用して円理の算法が成立し...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...それを応用して歌の数を知ろうとしたというのも...
柳田国男 「故郷七十年」
...そいつを非常な機智と胆才でもって犯罪事件に応用して...
夢野久作 「無系統虎列剌」
便利!手書き漢字入力検索