...私は日常応接する森羅万象(しんらばんしょう)に親しみを感じ...
淡島寒月 「亡び行く江戸趣味」
...私が応接する総てを愛玩出来る心で...
淡島寒月 「亡び行く江戸趣味」
...強(あなが)ち裃(かみしも)を付けた四角四面の切口上(きりこうじょう)で応接するというわけではなかったが...
内田魯庵 「美妙斎美妙」
...一々応接する遑(いとま)あらざる面倒臭さに...
内田魯庵 「露伴の出世咄」
...家にいて四五十人の客に応接することもあって...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...応接するにいとまなき程である...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...応接することができるのです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...私は応接することすら出来ないほど...
種田山頭火 「其中日記」
...そうして応接する人間もたぶんはそれほど無作法に無礼でもなさそうに想像される...
寺田寅彦 「備忘録」
...大抵の客には裸体若くは半裸体で応接する...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...こんな時には、狭いから、すぐ母が出てきて、応接する...
直木三十五 「死までを語る」
...わたくしは現代の人と応接する時には...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...僕は自身に応接するよりも人を頼んだ方がよいと思って...
永井荷風 「申訳」
...充分に応接する用意を持たなければならぬ義務はある...
中里介山 「大菩薩峠」
...代助は平岡が何故(なぜ)こんな態度で自分に応接するか能く心得てゐた...
夏目漱石 「それから」
...代助は平岡が何故(なぜ)こんな態度で自分に応接するか能く心得ていた...
夏目漱石 「それから」
...主権者として外人に応接するのではない...
蜷川新 「天皇」
...また蜀の使いを応接するに...
吉川英治 「三国志」
便利!手書き漢字入力検索