...応える声はなかった...
モオパッサン 秋田滋訳 「親ごころ」
...名を聞いただけでも空腹(すきばら)へキヤリと応える...
泉鏡花 「薄紅梅」
...ひしひしとお小夜の胸には応える...
伊藤左千夫 「新万葉物語」
...急に応えるべき言葉も見つからなかった...
海野十三 「深夜の市長」
...それについてすぐ応えるべきことばを知らなかった...
海野十三 「地球発狂事件」
...あの化物たちの船の行方を……」誰もそれに応える者はいなかった...
海野十三 「地球発狂事件」
...どう応えるであろうか...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...松蔵はそれに応える事ができなかった...
田中貢太郎 「海神に祈る」
...これに応えるものはなかった...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...漱石のそれに応えるこころとが...
中谷宇吉郎 「桂浜」
...支配人の半九郎は平次の不審に応えるように顔を出しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...応える者はなかったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「お栄」平次の絶叫に応えるものは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この要求に応えることを拒み得ない...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...裸一貫になつて踏み応えるんだ...
牧野信一 「サクラの花びら」
...「ナイフで一突にやったらしい」それに応えるものがあった...
松本泰 「日蔭の街」
...照り降りはなくとも心臓には応える...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...ふと今も踏み応える砂から感じとった...
横光利一 「旅愁」
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