...わたくしの魂が放った「おう」と呼ぶ声に「おう」と応える声のように...
モオパッサン 秋田滋訳 「墓」
...名を聞いただけでも空腹(すきばら)へキヤリと応える...
泉鏡花 「薄紅梅」
...ひしひしとお小夜の胸には応える...
伊藤左千夫 「新万葉物語」
...それについてすぐ応えるべきことばを知らなかった...
海野十三 「地球発狂事件」
...松蔵はそれに応える事ができなかった...
田中貢太郎 「海神に祈る」
...漱石のそれに応えるこころとが...
中谷宇吉郎 「桂浜」
...母上様」誰も応えるものはありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...馬吉は虫喰い月代(さかやき)を撫でながら応えるのでした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...応える者はなかったのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「お栄」平次の絶叫に応えるものは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...誰も応える者はありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...モンタギュ・ゴーシ卿の要請に応える...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...あたかも轟く歓声に応えるかのように...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「本命馬」
...裸一貫になつて踏み応えるんだ...
牧野信一 「サクラの花びら」
...汝の呼び掛けに応えるということである...
三木清 「哲学入門」
...また応える側においても自己に呼び掛ける者のまことが信ぜられている...
三木清 「哲学入門」
...ふと今も踏み応える砂から感じとった...
横光利一 「旅愁」
...当時の日本人の強い知識欲に応えるために...
和辻哲郎 「鎖国」
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