...わたくしの魂が放った「おう」と呼ぶ声に「おう」と応える声のように...
モオパッサン 秋田滋訳 「墓」
...名を聞いただけでも空腹(すきばら)へキヤリと応える...
泉鏡花 「薄紅梅」
...誰も直ぐに応える者がなかった...
海野十三 「宇宙尖兵」
...すぐに応える言葉を知らなかった...
海野十三 「地獄の使者」
...はははは」帆村が応える代りに...
海野十三 「地獄の使者」
...急に応えるべき言葉も見つからなかった...
海野十三 「深夜の市長」
...あの化物たちの船の行方を……」誰もそれに応える者はいなかった...
海野十三 「地球発狂事件」
...快し! それは私の心の中にある何かに応えるもののようである...
中島敦 「光と風と夢」
...母上様」誰も応えるものはありません...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...支配人の半九郎は平次の不審に応えるように顔を出しました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...帰った時刻は?」「戌刻(いつつ)(八時)過ぎに来て亥刻(よつ)(十時)前に帰りました」染五郎は昂然(こうぜん)と応えるのです...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...この批評に応えるために更に勉強しようと...
三浦環 「お蝶夫人」
...かく応えることにおいて我のまことは顕わになり...
三木清 「哲学入門」
...死ぬる日までもあの男の骨に応える...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...聞く度に身に応える...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...梯子をかけるのよ」寿女は澄まして応える...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...照り降りはなくとも心臓には応える...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...歎いたとて応える何物もありませんでした...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
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