...誰も直ぐに応える者がなかった...
海野十三 「宇宙尖兵」
...ピストルの弾丸を喰ったのは零時半という訳ですね」「そんなところだ」古堀博士はぶっきら棒に応えた...
海野十三 「地獄の使者」
...ぐんなりした手応えと一緒に...
大坪砂男 「浴槽」
...魯鈍には少々応え申候...
高浜虚子 「漱石氏と私」
...木魂(こだま)がその二つの叫びに応えて...
チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「女房ども」
...小品ばかりか難しい曲も弾けることは、要望に応えて、メンデルスゾーンのリートや私のお気に入りを何曲か演奏してくれたことからもよくわかる...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...」と全隊がそれに応える...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...「試みにいざや呼ばわん山彦の応えだにせば声は惜しまじ」...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...この客観的存在意義によりよく応える所以となる...
戸坂潤 「社大党はファッショ化したか?」
...例のインテリ向きの宗教意識に応えんがために存在しているようにさえ見受けられる...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...宙に迷って何の手応えも得られない...
豊島与志雄 「蛸の如きもの」
...着換えさせました」お新はすぐ応えました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...――口惜しいけれど手応えなしさ」「ふざけるな...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一々心に応えるのだった...
堀辰雄 「菜穂子」
...何とも応えはなかった...
松本泰 「日蔭の街」
...○己にはこの一人の難儀が骨身に応え...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...この日の労働は彼の身に応えて全身に疲れが廻ったが...
横光利一 「旅愁」
...――然し、仰向けざまに蹌(よろ)けながら抜打ちに薙(な)いだ刀に、手応えはあった...
吉川英治 「山浦清麿」
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