...つやはあれから看護婦を志願して京橋(きょうばし)のほうのある病院にいるという事が知れたので...
有島武郎 「或る女」
...その反面には進んで斬込隊を志願して帰らぬ若い少尉も居たし...
梅崎春生 「日の果て」
...これも志願して班員となった...
海野十三 「宇宙戦隊」
...僕は月世界の残留組を志願してもいいと思っている」さすがにフランケは...
海野十三 「宇宙尖兵」
...ああ自分も志願して...
海野十三 「火薬船」
...少年戦車兵を志願して...
海野十三 「未来の地下戦車長」
...志願して博士の助手となったのである...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...彼も自発的に巡査を志願して試験を受けに行った...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...それを楽しみにして特に助手を志願して出る学生も出て来て...
中谷宇吉郎 「雪の十勝」
...志願してでも仏印へ来てくれるといゝと空想した...
林芙美子 「浮雲」
...初めてある地位を志願してなんらかのわからない理由から支店長の好意を呼び起した経験に乏しい若い人間とでも話すように...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...志願して来たのである...
火野葦平 「花と龍」
...学生はみんな志願して兵隊になりました...
三浦環 「お蝶夫人」
...中宮(ちゅうぐう)様の女房を志願して...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...小児が志願してその役につく場合も多かった...
柳田国男 「こども風土記」
...たしか乙種で不合格となったのを志願して無理にパスした...
夢野久作 「父杉山茂丸を語る」
...曹操に会って、関羽は、「日頃のご恩報じ、こんどの大会戦には、ぜひ此方を、先手に加えてもらいたい」と、志願して出た...
吉川英治 「三国志」
...官途に志願しても」「いや...
吉川英治 「新・水滸伝」
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