...遂に私の内心では決心を断行する勇気が出ないかと云ふ自身の弱い意志への憤怒に燃えた...
伊藤野枝 「感想の断片」
...地元佐貫村の村長塩谷予一をはじめ有志の人々が見かねて...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...満洲にかけての同志が安閑としていると思うか...
林不忘 「安重根」
...感情や意志も亦それぞれの形態の論理によって初めて感情や意志として機能することが出来る...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...夕(ゆうべ)には薩長の志士と交るといえども...
中里介山 「大菩薩峠」
...その梵論字が志保田の庄屋(しょうや)へ逗留(とうりゅう)しているうちに...
夏目漱石 「草枕」
...意志にさかのぼって...
新渡戸稲造 「自警録」
...ここまで人間の意志を束縛する法律は日本以外どこにもない...
野村胡堂 「平次と生きた二十七年」
...小林の両志士ありて...
福田英子 「妾の半生涯」
...ロクで無しの人夫がな――畜生! 馬鹿にするない! (怒つて志水にかゝつて行く)(そこへ表からヌツと入つて来る留吉...
三好十郎 「地熱」
...榛軒未亡人志保六十であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...週に一度の下宿行きをやめる意志はなかった...
山川方夫 「愛のごとく」
...志村のぶ子が持っていた紫のハンカチ……...
夢野久作 「暗黒公使」
...しかしこれだけでは、あんまり簡単明瞭過ぎて、わかり難(にく)いかも知れないから、今すこし砕いて説明すると、吾々が常住不断に意識しているところのアラユル慾望、感情、意志、記憶、判断、信念なぞいうものの一切合財は、吾々の全身三十兆の細胞の一粒一粒毎(ごと)に、絶対の平等さで、おんなじように籠(こ)もっているのだ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...同乗者は身体がくっついているためにその動きで忽ち意志が分った...
横光利一 「旅愁」
...膝下にひざまずいて志をのべる玄徳を見て...
吉川英治 「三国志」
...このままじゃ女房にしても、後味が悪くっていけませんや」曹正とその妻とが、楊志を誘って、わが家の居酒屋へ入ってしまったので、騒ぎに集まった近隣の者も、やがて何処(いずこ)ともなく潜(ひそ)んでしまった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...人造人間が恋をするという『意志』を持てるのでしょうか」半信半疑ながらも私は...
蘭郁二郎 「脳波操縦士」
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