...その人の名前を忌諱する...
...忌諱があるため、この地域では猫を殺さない...
...忌諱を犯してしまったため、謝罪をする必要がある...
...外国の文化には、我々が知らない忌諱が存在している...
...忌諱については、先祖代々の家風に基づいて決められることもある...
...文部当局の忌諱(きゐ)に触(ふ)れたとか聞いた...
芥川龍之介 「入社の辞」
...『虚無』といふ名稱が警視廳の忌諱に觸れて...
石川三四郎 「浪」
...文部当局の忌諱(きい)に触れたとか聞いた...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...陸軍省報道部将校の忌諱(きき)に触れたためであつて...
谷崎潤一郎 「「細雪」回顧」
...「復活」等が当時の帝政露西亜の政府の忌諱(きい)に触れて焼かれたにも拘らず...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...雲浜が藩の忌諱(きい)にふれて素浪人になったのは嘉永五年でこの年長女竹子についで長男繁太郎が生れ...
服部之総 「志士と経済」
...幕府の忌諱(きき)に触れるような所行ばかりする...
久生十蘭 「鈴木主水」
...新聞紙の面を見れば政府の忌諱(きき)に触るることは絶えて載(の)せざるのみならず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...その忌諱(きき)には触(ふ)るべからず...
福沢諭吉 「日本男子論」
...彼等のその他の生活は悉く当局の忌諱に触れることばかりで...
牧野信一 「貧しき日録」
...それが非常に松村氏の忌諱(きき)にふれた...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...政治問題をとり扱った内容さえ忌諱にふれた...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第五巻)」
...忌諱(きき)すべき事に撞着(とうちゃく)することもまた漸く頻(しきり)なることを免れぬからである...
森鴎外 「渋江抽斎」
...專(もつぱ)ら(五五)忌諱(きき)を犯(をか)し...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...專犯二忌諱一...
箭内亙訳註 「國譯史記列傳」
...幕府の忌諱を怖れる要はない...
山本周五郎 「菊屋敷」
...さきに彼の忌諱(きき)にふれて...
吉川英治 「三国志」
...これ以上信長公の忌諱(きき)に触れることのないようにと...
吉川英治 「新書太閤記」
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