...またこれに心酔することが極端となったような状態である...
井上哲次郎 「明治哲学界の回顧」
...本当にあなたさまに心酔する者であることを申し立てさせていただきます...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...それに心酔するようになってから...
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」
...やはり影絵のもつ特殊の魅惑に心酔するのである...
寺田寅彦 「映画時代」
...彼に心酔するファンも多数であるが...
豊島与志雄 「「草野心平詩集」解説」
...我を忘れて心酔するの稚気(ちき)があるのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼の芸術に心酔するようなふりを見せて...
中里介山 「大菩薩峠」
...とにかく浜子の箏に心酔する...
長谷川時雨 「朱絃舎浜子」
...あたかも東洋の美術に心酔する者が西洋の美術をもってことごとく野卑なりとして貶(へん)するがごとし...
正岡子規 「俳人蕪村」
...あたかも東洋の美術に心酔する者が西洋の美術を以て尽く野卑なりとして貶(へん)するが如し...
正岡子規 「俳人蕪村」
...雪之丞に心酔する熱情復活の日が来るまで...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...又ドンゲンに心酔する程ドンゲンの絵が解(わか)つて居るのでもない...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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