...心身ともに疲労困憊している彼の頭の中で...
石川欣一 「山を思う」
...私は心身ともに張切って矢でも鉄砲でも持ってこい...
井上貞治郎 「私の履歴書」
...上古においては男女のケジメが心身ともに今日見るような甚しい差はなかったのでありましょう...
伊波普猷 「ユタの歴史的研究」
...クレチン病の白痴が心身ともに健全な人間に戦を挑んできたら...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...私は心身ともに爽快な数日を過すことができた...
外村繁 「澪標」
...そして私は心身ともに憔悴してゆくばかりで...
豊島与志雄 「憑きもの」
...心身ともに、精力の充溢があるようである...
豊島与志雄 「風俗時評」
...心身ともに強健な彼等は...
豊島与志雄 「北極のアムンセン」
...そして心身ともに以前に倍しておすこやかになり...
長谷川時雨 「平塚明子(らいてう)」
...心身ともに運動不足になっている上流生活の幼児と...
羽仁もと子 「おさなごを発見せよ」
...感覚的には惜しみなく機知も見せてくれるということで心身ともに言うことなしの人ということになるのだった...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...心身ともに貧しい女達がいて子供には断食をさせておきながら...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...あなたを心身ともに丈夫にしてあげるつもりですから...
エルンスト・テオドーア・アマーデウス・ホフマン Ernst Theodor Amadeus Hoffmann 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...心身ともに崩壊した...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...……心身ともにつかれたよ...
吉川英治 「三国志」
...心身ともに疲れてしまった...
吉川英治 「三国志」
...殿には心身ともに今...
吉川英治 「新書太閤記」
...軈(やが)て、さんざ番犬共に咆えつかれた揚句、夜眼(よめ)にも瀟洒(しょうしゃ)な文化住宅と、外燈の描くぼんやりした輪の中に「木島」の表札を発見した時は、もうその無意味な仕事の為に、心身ともに、泥のように疲れ果てていた...
蘭郁二郎 「腐った蜉蝣」
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