...彼の言動で心証を悪くすることが多い...
...彼女の議論の仕方は心証を良くする...
...心証が定まらないまま会議が進んでいった...
...彼の姿勢は敬意をもって心証を持つことができる...
...心証を改善するために、まずは自分の考え方を変えなければならない...
...大使館方面であまりいい心証を持っておりませんから――それがよくわかっておりますから...
橘外男 「ナリン殿下への回想」
...奥畑家の心証を害するばかりだと思います...
谷崎潤一郎 「細雪」
...この稀有(けう)微妙の心証を成じて...
綱島梁川 「予が見神の実験」
...邦人にたいするアメリカ側の心証が非常によくなった...
久生十蘭 「ノア」
...インディアン少女劇団の心証には...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「真劇シリーズ」
...」女の心証をたしかめるために...
牧逸馬 「女肉を料理する男」
...心証がわるくなるばっかりで...
宮本百合子 「刻々」
...どんなにその時の私がまた御心証を悪くしたことかと悲しまれます...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...近所隣りの家族たちに同情的な心証を残しておくと...
夢野久作 「冗談に殺す」
...内府の心証を損(そこ)ねておる治部殿にとっては...
吉川英治 「大谷刑部」
...そう見えては袁紹の心証がよくあるまいと察して...
吉川英治 「三国志」
...それがしの心証としてごらんください」馬超はそれを玄徳に献じた...
吉川英治 「三国志」
...幕府心証の変化をほかに探すなら...
吉川英治 「私本太平記」
...その両将のいずれにも心証(しんしょう)のよいその方の家はまことに安全を保証されているものといわねばならん...
吉川英治 「新書太閤記」
...上司の心証も大へんひびきが違ってくる...
吉川英治 「新・水滸伝」
...それは重臣たちの――殊に吉良家とは浅くない関係にある柳沢吉保の心証を害したものとみえ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...朝廷の心証はいっそう悪くなって...
吉川英治 「親鸞」
...細川家の藩老が微行(しのび)の途次に立寄ったと報告されるだけでも徳川の心証を悪くしよう...
吉川英治 「宮本武蔵」
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