...彼の説明は心許ない...
...その商品は心許ない...
...彼女の心許ない態度にドキッとする...
...計画が未定であるため、心許ない気持ちが募る...
...あんなおいぼれ坊主が、何をバカげたことをぬかしよるなどと、わしのいうことに疑いをもちなさると、とんだことになりますぞ!が、これだけでは、まだ心許ない...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...」心許ない短い問答きりで...
豊島与志雄 「沼のほとり」
...その述べる態度は甚だ心許ない...
中原中也 「心理的と個性的」
...その態度が心許ないせゐではないが...
中原中也 「心理的と個性的」
...歌ふ身になつてみれば心許ないわざであらう...
中原中也 「青年青木三造」
...狸はもう罠(わな)に落ちて居るんだ」「でも」お品はひどく心許ない樣子でしたが平次に追ひ立てられて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...狸はもう罠(わな)に落ちているんだ」「でも」お品はひどく心許ない様子でしたが平次に追い立てられて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...親分さん」支配人の庄八の心許ない顔を見ながら...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...親分さん」支配人の庄八の心許ない顏を見乍ら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...実は心許ない感じがあつての事であらう...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...果して当つてゐるか如何か少し心許ない...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...どの程度に役立つか甚だ心許ない次第ですが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...心許ないその日の朝...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...帝しかしいかにも心許ない...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...あそこが己には心許ない...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...一足踏むのも心許ない...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...何となく心許ないのはあの要害である」姜維と魏延とは...
吉川英治 「三国志」
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