...元気でなくても心眼を開いて、前向きな姿勢を保とうと思う...
...瞑想を通じて心眼を開いて、内面の世界を探求する...
...狙いを外さないように、心眼を使って狙い撃ちをする...
...心眼を使って彼の本当の気持ちを読み取ることができた...
...危険に直面しても、心眼を集中させて冷静に判断する...
...自然に彼の心眼の開けるのを待って居る...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...心眼をひらいて自家胸中の宇宙を仔細に観よ...
石川啄木 「閑天地」
...吉弥もまた僕の心眼を往来しなくなった...
岩野泡鳴 「耽溺」
...心眼の玲瓏(れいろう)を蔽(おお)い...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...武揚愚なりといえども心眼は開いている...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...渓流(けいりゅう)の響(ひびき)の潺湲(せんかん)たるも尾の上の桜(さくら)の靉靆(あいたい)たるもことごとく心眼心耳に浮び来り...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...マアテルリンクが『沈黙』といふことに心眼を向けたのは...
田山録弥 「社会と自己」
...老僧の心眼には一切の有情無情が佛の一部として映つてゐるのであらう...
近松秋江 「湖光島影」
...もし研究者の自我がその心眼の明を曇らせるようなことがあると...
寺田寅彦 「「手首」の問題」
...心眼を開いて悟りに入れば...
中里介山 「大菩薩峠」
...丹青(たんせい)は画架(がか)に向って塗抹(とまつ)せんでも五彩(ごさい)の絢爛(けんらん)は自(おのず)から心眼(しんがん)に映る...
夏目漱石 「草枕」
...小生の心眼にうかんでいる通りの言語的照明のもとに...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「トリスタン」
...闇夜も真昼のように見とおす心眼を持った闇太郎にしろ...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...絶えず心眼にうとましい敵の姿をうかべて...
宮本百合子 「大いなるもの」
...巧みに人の心眼を惑わし...
吉川英治 「三国志」
...心眼(しんがん)ともいうべき感覚(かんかく)を全身にするどく研(と)いで...
吉川英治 「神州天馬侠」
...われは心耳心眼を研(と)いで...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...心眼をもって見るのであって...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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