...元気でなくても心眼を開いて、前向きな姿勢を保とうと思う...
...瞑想を通じて心眼を開いて、内面の世界を探求する...
...狙いを外さないように、心眼を使って狙い撃ちをする...
...心眼を使って彼の本当の気持ちを読み取ることができた...
...危険に直面しても、心眼を集中させて冷静に判断する...
...武揚愚なりといえども心眼は開いている...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...つまり心眼のことです...
高神覚昇 「般若心経講義」
...しかし、一たび、心眼を開いて、因縁の真理に徹し、無我の天地に参ずるならば、厭(いと)うべき煩悩(ぼんのう)もなければ、捨てるべき無明(まよい)もありませぬ...
高神覚昇 「般若心経講義」
...斯(かく)の如き書を書くものは正に斯の如き心眼ある人物である...
高村光太郎 「書について」
...却て其の為めに心眼の活動の範囲を制限されるくらいなら...
谷崎潤一郎 「金色の死」
...渓流(けいりゅう)の響(ひびき)の潺湲(せんかん)たるも尾の上の桜(さくら)の靉靆(あいたい)たるもことごとく心眼心耳に浮び来り...
谷崎潤一郎 「春琴抄」
...彼等の心眼に対しても...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...玲瓏の心眼常に曇なき豫言者即ち説きて曰ふ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...心平さんの心眼の中にあって...
豊島与志雄 「「草野心平詩集」解説」
...人の心眼は人間のうちにおいて最も多く光輝と暗黒とを見いだす...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ともあれ彼の心眼が...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...ありありと心眼に写るんだから不思議なもんです...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...彼の心眼に明らかにうつし出したとき...
ホーソーン Nathaniel Hawthorne 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...だがルペラ男爵の心眼には...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部」
...心眼をあけてね...
牧逸馬 「戦雲を駆る女怪」
...もっとも、それを、責めるわけにはいかないのだ――闇太郎の、この種の技巧は、江戸切ッての目明し、岡ッ引の、心眼をさえ、何度、くらまして来ているか、わからないのだから――「そんなわけで、黒門町の姐御に、是非とも、一刻も早くこのことをお耳に入れなけりゃあ、お杉さんにあッしが済まねえ――吉ッつぁん、姐御、この寺にいるなら、早速知らせて上げておくんなせえ」「いうにゃ及ぶだ――お杉さんはまさか口は割るめえが、浪人衆の方の門人か何かが、行く先を知っていて、しゃべってしまえばそれッきりだ」と、前庭を、書院座敷の方へ駆け出す吉のあとから、闇太郎は、ぬからず跟(つ)いて行った...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...思うても暑いことだな」心耳心眼「左近...
吉川英治 「大谷刑部」
...心眼(しんがん)ともいうべき感覚(かんかく)を全身にするどく研(と)いで...
吉川英治 「神州天馬侠」
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