...それは心理的な実在から独立に理解された論理的な意味の世界である...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...心理的な空間表象が...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...即ちそういう単に心理的な点だけから云えば...
戸坂潤 「思想としての文学」
...そしてこの心理的な作用の主が...
戸坂潤 「読書法」
...凡そ論理的ではなくて却って常に心理的なものだと云ってもいい位いである...
戸坂潤 「認識論とは何か」
...それは余りにも心理的な反省に欠けた人に違いない...
中島敦 「南島譚」
...それが現実的あるいは心理的な破綻のもとになったりすることがしばしばある...
中谷宇吉郎 「娘の結婚」
...心理的なものになり易く...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...その心理的なこと全体の必然性を味わい楽しもうという気持からかもしれない...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...単に心理的なものではない...
三木清 「哲学入門」
...さきに心理といつたものは純粋に心理的なものではなく...
三木清 「日記と自叙伝」
...もしも事實にしてただ心理的なものであるとしたならば...
三木清 「歴史哲學」
...それ自身心理的なものに過ぎぬのではない...
三木清 「歴史哲學」
...内なるものはかくて唯心理的なもの...
三木清 「歴史哲學」
...寧ろ心理的なもの...
三木清 「歴史哲學」
...日本の映画も追々心理的なものを捕えて表現しようとしているところへ迄来ている...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...自身の心理的なものの根を掘り出して見れば...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...通常は社会心理的な拘束力(こうそくりょく)として現れるのであるが...
矢部貞治 「政治学入門」
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