...そんな心理的なものでもない...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...この心理的な残虐に堪え得るだろうとおもう」「なるほど……君は?」「僕は...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...それともまたもっと純粋に心理的な理由によるものだろうか...
寺田寅彦 「芝刈り」
...その機能は必ずしも個人心理的なものには限らない...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...それは心理的な実在から独立に理解された論理的な意味の世界である...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...かくてそこには心理的な発達が...
中原中也 「詩と現代」
...心理的なものかもしれないが...
中谷宇吉郎 「貝鍋の歌」
...真理は決して単に体験的なもの、心理的なもの、主観的なものであり得ない...
三木清 「親鸞」
...然し事實が何であるかも存在を通じて初めて客觀的に把握されるに至る――これは事實が單に心理的なものでないことを考へれば當然である――といふことを忘れてはならない...
三木清 「歴史哲學」
...歴史の根柢たる事實は單に心理的なものでない...
三木清 「歴史哲學」
...内なるものはかくて唯心理的なもの...
三木清 「歴史哲學」
...寧ろ心理的なもの...
三木清 「歴史哲學」
...今日の壊滅におちいった心理的な原因として...
宮本百合子 「あとがき(『宮本百合子選集』第八巻)」
...恐ろしいほど複雑で且つ心理的なものであったから...
宮本百合子 「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」
...そういう心理的な歪みから生じたジイドの今日の全方向は...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...むしろ彼が子供の時分から持っている一種特別の心理的な敏感さが...
夢野久作 「木魂」
...その奥にモウ一つ深い心理的な理由があるのだ...
夢野久作 「爆弾太平記」
...心理的な影響も重大視された...
吉川英治 「新書太閤記」
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