...それが暗々裏に心理的な作用を(論理的ではない作用を)営んでいるのではないだろうか...
戸坂潤 「読書法」
...そういう意味ではイデオロギー論は「心理的なイデオロギー論」に帰着し...
戸坂潤 「読書法」
...更に深い心理的な見解の上に立っている...
豊島与志雄 「現代小説展望」
...心理的な批判はするけれど...
豊島与志雄 「囚われ人」
...性格的な或いは心理的な作品を至上と考えている人達からと...
中島敦 「光と風と夢」
...人間の生活や心理的なものが描かれていなければ面白くない...
野村胡堂 「芸術としての探偵小説」
...ヴォートランと学生とのそれとは対極的な感情から生み出された心理的な理由に由来していた...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...心理的なものではなく...
三木清 「親鸞」
...歴史的なものは単に心理的なものではないのである...
三木清 「哲学入門」
...表現において表現されるものは単に心理的なもの...
三木清 「哲学入門」
...さきに心理といつたものは純粋に心理的なものではなく...
三木清 「日記と自叙伝」
...歴史の究極の原因は心理的なものに求められ...
三木清 「歴史哲學」
...あんな心理的な答えをして生きている娘さんを...
宮本百合子 「女の歴史」
...日本の映画も追々心理的なものを捕えて表現しようとしているところへ迄来ている...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...心理的な面から...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...これには当然心理的なリアクションがあり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...同時にドコドコまでもノンセンスな……一種の脳髄の地獄……もしくは心理的な迷宮遊びといったようなトリックでもって充実させられておりますために...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...ダルメイダはその心理的な効果に一層力を入れた...
和辻哲郎 「鎖国」
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