...昨晩のBBQで、心残りのある残火処理をしていないことが、今朝わかった...
...「亡弟のお墓参りに行く時間が取れなかったのが心残りです」...
...父親が突然死去したため、袂別の機会を失ったことが心残りである...
...彼を彫刻で作らなかったのが心残だ...
高村光太郎 「人の首」
...心残りのないように遺言状を一通認(したた)めておくことにしたのであった...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...心残りのことではある...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...京都の花を見ずに帰るのは雪子ちゃんも心残りであろうし...
谷崎潤一郎 「細雪」
...殺風景な酒宴になんの心残りがあって帰りそこなったのか...
寺田寅彦 「竜舌蘭」
...却って心残りがして...
豊島与志雄 「肉体」
...心残りなく行けっ」綱手は...
直木三十五 「南国太平記」
...それほど心残りなら泣かしゃんせ泣かしゃんせその涙が蜆川(しじみがわ)へ流れたら小春が汲んで飲みゃろうぞ別段得意にもならないで...
中里介山 「大菩薩峠」
...まだ心残りはあって...
中里介山 「大菩薩峠」
...心残りだが、仕方がない...
火野葦平 「花と龍」
...心残りがするようで...
水野葉舟 「帰途」
...古山荘を訪(たず)ねずに行くのは心残りに思われて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...なんにも心残りはないし...
山本周五郎 「寒橋」
...矢代は豊かなこの夜の空気にまだ心残りを感じたが...
横光利一 「旅愁」
...心残りの様子でしたが...
吉川英治 「江戸三国志」
...……この祖父さんの遺物(かたみ)をさして歩けるようになってくれれば――わしは死んでも心残りがないのだ」「…………」日吉は...
吉川英治 「新書太閤記」
...これをお心残りの年寄りがあるならその年寄りへ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...そんなに野宿に心残りならこの六月か七月かにも一度いらっしゃい...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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