...昨晩のBBQで、心残りのある残火処理をしていないことが、今朝わかった...
...「亡弟のお墓参りに行く時間が取れなかったのが心残りです」...
...父親が突然死去したため、袂別の機会を失ったことが心残りである...
...今まるでそれと違ったことをしているのがいかにも心残りに感ぜられたのです...
石原純 「キュリー夫人」
...ただ一つ心残りでならなかったのは...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...心残りのないように遺言状を一通認(したた)めておくことにしたのであった...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...奇怪な腫物の病人に心残りがして...
田中貢太郎 「人面瘡物語」
...心残りのないやうにせめてもう一週間置いてやつて...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...彼女がいかにも可憐(かれん)な心残りの様子を示したので...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...鬼の正体はそうどこでも見られるという代物ではない――それが心残りでたまらない...
中里介山 「大菩薩峠」
...心残りのないように...
久生十蘭 「金狼」
...心残り気に幾度も噴水の鶴の方を見かえりながら...
久生十蘭 「魔都」
...ほかに心残りはないが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...年を取りすぎた自分のような者にとってこそ、是は心残りの、また相(あい)すまぬことでもあるが、本日会合の諸君の大多数のためには、是くらい張合(はりあ)いのある現実はちょっと類が無いであろう...
柳田国男 「海上の道」
...それよりももっと心残りなのは...
柳田国男 「故郷七十年」
...この子をもう一人かうして出れば後(あと)には心残りがない...
與謝野晶子 「帰つてから」
...しかしなかなか心残りは多い」柳眉(りゅうび)剣簪(けんさん)一その後...
吉川英治 「三国志」
...何の心残りも苦悶の姿も見出せなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...御城下から発向(はっこう)いたしまする」「長浜に心残りはないか」「ありませぬ...
吉川英治 「新書太閤記」
...「もう心残りはない...
吉川英治 「日本名婦伝」
...自分の生涯や仕事について心残りの多いのは言うまでもない事だ...
和辻哲郎 「停車場で感じたこと」
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