...昨晩のBBQで、心残りのある残火処理をしていないことが、今朝わかった...
...「亡弟のお墓参りに行く時間が取れなかったのが心残りです」...
...父親が突然死去したため、袂別の機会を失ったことが心残りである...
...心残りがしましたのに...
泉鏡花 「悪獣篇」
...心残りなく描かせていただいたという心持がしております...
上村松園 「画筆に生きる五十年」
...心残りが無いとお思いになったか...
太宰治 「斜陽」
...まだたしかにこの市中のいずれかに潜(ひそ)んでいるだろうという心残りが一層...
中里介山 「大菩薩峠」
...その白根の山ふところに心残りがあるのでしょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...病人がその晩に死んでも心残りはないという注文である...
中里介山 「大菩薩峠」
...捨てて過ぐるにしのび難く心残りして見返れば...
樋口一葉 「たけくらべ」
...これのみ心残りにおわし候...
広津柳浪 「今戸心中」
...今日に至るまでも甚(はなは)だ心残りで不愉快に思います...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...暫くしてから彼女がきょうは何んとなく心残りのような様子をしていたのを思い出すと...
堀辰雄 「菜穂子」
...斯んな心残りも感じた――折角ヒトが快い落着に浸り得たものを...
牧野信一 「坂道の孤独参昧」
...古山荘を訪(たず)ねずに行くのは心残りに思われて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...仮りにあつても赤札が附いてゐるのを見たら心残りがするであらう...
柳宗悦 「赤絵鉢」
...私はもうその御言葉を承りました以上は明日(あす)死んでも少しも心残りは御座いませぬ...
夢野久作 「白髪小僧」
...わしは心残(こころのこ)りではない」「心よわいことをおおせ遊ばすな...
吉川英治 「神州天馬侠」
...会われないのが心残りで...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...「もう心残りはない...
吉川英治 「日本名婦伝」
...……さだめしこの世に心残りなことだったろう...
吉川英治 「宮本武蔵」
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