...彼女の誠実な態度に私は心服した...
...多くの世界的有名人も、その先駆者たちの功績に心服している...
...彼があんなにも信用されているのは、彼の人格に心服している人が多いからだ...
...あの政治家は誰一人として彼の提案に心服していないようだ...
...上司が示したやり方に心服できないと思うけど、一度やってみるしかないかもしれない...
...寧(むし)ろ森先生に心服してゐる一人であらう...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...大隅君の博識に無条件に心服(しんぷく)し...
太宰治 「佳日」
...そういう所謂(いわゆる)大文豪に心服していなければ...
太宰治 「わが半生を語る」
...ジャックリーヌはすぐに心服してしまった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...當時の教育者が生徒をして心服敬慕せしめる丈けの徳望もない癖に...
永井荷風 「新歸朝者日記」
...道庵に心服しておりながらも...
中里介山 「大菩薩峠」
...表面は至極心服の態(てい)に見せているものが...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼が一方では明瞭(めいりょう)な松本の批評に心服しながら...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...かつての金沢博士のイニシ北方説に心服して...
柳田国男 「海上の道」
...ましてそこまで心服している六人を抱えているとすれば...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...張飛も共に、頭を下げて、「ありがとうござる」と、心服した...
吉川英治 「三国志」
...さても今どきにめずらしいご忠節」それから老翁はことごとく関羽に心服して自分の小斎(こべや)に招き...
吉川英治 「三国志」
...彼への心服をみせて彼のさしずを仰いだので...
吉川英治 「私本太平記」
...いかにそれらの“他郷の他人”で――そして勇豪な――九州人を心服せしめうるか...
吉川英治 「私本太平記」
...今では全く藤吉郎に心服していた...
吉川英治 「新書太閤記」
...朱武(しゅぶ)も以来すっかり史進に心服してしまった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...いくら渋沢に心服してみても...
吉川英治 「松のや露八」
...患者を心服せしめるためにホラを吹くとか...
和辻哲郎 「蝸牛の角」
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