...彼女の誠実な態度に私は心服した...
...多くの世界的有名人も、その先駆者たちの功績に心服している...
...彼があんなにも信用されているのは、彼の人格に心服している人が多いからだ...
...あの政治家は誰一人として彼の提案に心服していないようだ...
...上司が示したやり方に心服できないと思うけど、一度やってみるしかないかもしれない...
...」と盆の上に茶呑茶碗……不心服な二人(ににん)分……焼海苔(やきのり)にはりはりは心意気ながら...
泉鏡花 「婦系図」
...なんの不平も言わず黙々としてグリゴリイに心服し...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...それでも今まで国内の四方から幾人となく来た人を心服させただけの...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...心服もしていないけれども...
中里介山 「大菩薩峠」
...座主をはじめ満座の衆皆心服して...
中里介山 「法然行伝」
...それが果して彼等を心服せしめてのことか...
中島敦 「南島譚」
...統率者李陵への絶対的な信頼と心服とがなかったならとうてい続けられるような行軍ではなかった...
中島敦 「李陵」
...負けぬ気の彼女も川上には心服していた...
長谷川時雨 「マダム貞奴」
...金五郎に心服して...
火野葦平 「花と龍」
...名を重んずるの軍人にして之に心服せざるや明なり...
福沢諭吉 「帝室論」
...更にを諭(さと)したのでその大勇に心服したとある...
南方熊楠 「十二支考」
...涌谷に深く心服していた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...「貴公はまだ山県先生に心服しているか」「……それは...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...こんどは心服するほかあるまい」いうと、彼は、捨鉢(すてばち)ぎみになって、「心服だと...
吉川英治 「三国志」
...法令に心服させるのは難しい...
吉川英治 「新書太閤記」
...大して心服していなかった...
吉川英治 「新書太閤記」
...人情、心服、信頼感、そして盧(ろ)よりも古い一つ釜の飯...
吉川英治 「新・水滸伝」
...自分たちの武器の優秀さを見せて土人たちを心服せしめようと考え...
和辻哲郎 「鎖国」
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