...彼女の誠実な態度に私は心服した...
...多くの世界的有名人も、その先駆者たちの功績に心服している...
...彼があんなにも信用されているのは、彼の人格に心服している人が多いからだ...
...あの政治家は誰一人として彼の提案に心服していないようだ...
...上司が示したやり方に心服できないと思うけど、一度やってみるしかないかもしれない...
...」と盆の上に茶呑茶碗……不心服な二人(ににん)分……焼海苔(やきのり)にはりはりは心意気ながら...
泉鏡花 「婦系図」
...寄宿から帰ったぼくと姉を兄貴への心服の上に感化しました...
太宰治 「虚構の春」
...弟子たちも心服したのだ...
太宰治 「花吹雪」
...働く人はみな殿様に心服している...
中里介山 「大菩薩峠」
...表面は至極心服の態(てい)に見せているものが...
中里介山 「大菩薩峠」
...それが果して彼等を心服せしめてのことか...
中島敦 「南島譚」
...名を重んずるの軍人にして之に心服せざるや明なり...
福沢諭吉 「帝室論」
...非常な金持であるためにほかの者は心服しなくとも...
正岡子規 「病牀六尺」
...更にを諭(さと)したのでその大勇に心服したとある...
南方熊楠 「十二支考」
...「彼はそういう人間だ」――一家ぜんぶが心服しきってるようです...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...その部下に心服されないという実例は...
夢野久作 「鼻の表現」
...しかし疑いもなく彼は謙信にたいして心服を抱いた...
吉川英治 「上杉謙信」
...すっかり心服していたんですがね」「なにが不服でそんなことをば今夜にかぎッて言い出すか」「腑(ふ)におちねえのさ...
吉川英治 「私本太平記」
...彼への心服をみせて彼のさしずを仰いだので...
吉川英治 「私本太平記」
...いかにそれらの“他郷の他人”で――そして勇豪な――九州人を心服せしめうるか...
吉川英治 「私本太平記」
...彼らの行(ぎょう)と智に心服して...
吉川英治 「親鸞」
...深く武蔵に心服してしまった...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
...一人も文覚に心服していなかった...
吉川英治 「源頼朝」
便利!手書き漢字入力検索