例文・使い方一覧でみる「心掛ける」の意味
スポンサーリンク...俺も亦照す事を心掛ける必要がないとは云はれない... 
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...自分で心掛けるんだ...
大杉栄 「獄中記」
...他の民族に先んずる様にと心掛けることが肝要であらう...
丘浅次郎 「自然の復讐」
...自分のできる範囲内において最もよきことをなすように心掛けるのほかはない...
丘浅次郎 「人道の正体」
...わが国に備わるようにと心掛けるべきである...
丘浅次郎 「戦争と平和」
...それだけが禅師たるお方の生きる道と心掛けること...
太宰治 「右大臣実朝」
...と心掛ければ心掛けるほど...
太宰治 「猿面冠者」
...落第こそは敗北の基と心掛ける事...
太宰治 「新ハムレット」
...渋々応じるように心掛けるのが利巧者だ...
太宰治 「新ハムレット」
...この点がどこか吾々科学者の心掛けるものの見方に類するところがあるように思われるのである...
寺田寅彦 「徒然草の鑑賞」
...人にも喜ばれる事を爲よう／＼と心掛ける事が第一と存じます...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...まず何よりも有鈎原子に出来るだけ活動の自由を与えるように心掛けることが肝心であろう...
中谷宇吉郎 「米粒の中の仏様」
...朝な夕なに回り合わんと心掛ける甲斐（かい）もなく...
夏目漱石 「虞美人草」
...無論あなたなど軽症だから今の間にしつかり治療に心掛けることが何よりで...
北條民雄 「間木老人」
...御別莊へ奉公に出すやうにと心掛けるのを例としてゐる...
正宗白鳥 「玉の輿」
...天下をして柏軒門下の面目を知らしむる様に心掛けるが好い...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...……その気合いを抜いて上手に舞おうと心掛けるのは負けて逃げるのと同じこと...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...間に合わせの信念でも直（ただち）に本心一パイに充実させ得るように心掛ける事といったような術を天然自然と会得しております...
夢野久作 「鼻の表現」
便利！手書き漢字入力検索