例文・使い方一覧でみる「心急」の意味


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...心急(せ)きたる折ながら...   心急きたる折ながらの読み方
泉鏡花 「活人形」

...心急(せ)きたる手元狂いて...   心急きたる手元狂いての読み方
泉鏡花 「活人形」

...心急(せ)いた状(さま)に前褄が浅く揺れて...   心急いた状に前褄が浅く揺れての読み方
泉鏡花 「薄紅梅」

...実はな、ちょと私用で外出をいたしおりましたが、俗にかの、虫が知らせるとか申すような儀で、何か、心急ぎ、帰宅いたしますると、門口に車がごわりまして、来客(らいかく)かと存じましたれば、いや、」と、額を撫でて笑うのに前歯が露出(あらわ)...   実はな、ちょと私用で外出をいたしおりましたが、俗にかの、虫が知らせるとか申すような儀で、何か、心急ぎ、帰宅いたしますると、門口に車がごわりまして、来客かと存じましたれば、いや、」と、額を撫でて笑うのに前歯が露出の読み方
泉鏡花 「婦系図」

...女房は連(しき)りに心急(こころせ)いて...   女房は連りに心急いての読み方
泉鏡花 「海異記」

...心急(いら)れの旗じるし道の衢(ちまた)にいきほへど...   心急れの旗じるし道の衢にいきほへどの読み方
ステファンヌ・マラルメ Stephane Mallarme 上田敏訳 「ソネット」

...悟(さとり)の日の晩(おそ)かりしに心急(せ)かれて...   悟の日の晩かりしに心急かれての読み方
高山樗牛 「瀧口入道」

...心急(せ)き急(せ)きなおよく見ると...   心急き急きなおよく見るとの読み方
近松秋江 「霜凍る宵」

...欄下の溜池に海蟹(うみがに)の鋏(はさみ)動かす様がおかしくて見ておれば人を呼ぶ汽笛の声に何となく心急(せ)き立ちて端艇出させ...   欄下の溜池に海蟹の鋏動かす様がおかしくて見ておれば人を呼ぶ汽笛の声に何となく心急き立ちて端艇出させの読み方
寺田寅彦 「東上記」

...今行つたばかりの青年が心急(こゝろせ)きの体で引返して来た...   今行つたばかりの青年が心急きの体で引返して来たの読み方
徳田秋聲 「二つの失敗」

...兵馬は心急がれていたけれども...   兵馬は心急がれていたけれどもの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...あるものは心急ぎてか口惜(くや)し紛(まぎ)れかがりがりと壁を掻(か)いて擲(なぐ)り書(が)きに彫りつけてある...   あるものは心急ぎてか口惜し紛れかがりがりと壁を掻いて擲り書きに彫りつけてあるの読み方
夏目漱石 「倫敦塔」

...「心急ぎましたので...   「心急ぎましたのでの読み方
野村胡堂 「天保の飛行術」

...どんな心急(こゝろせは)しい時でも...   どんな心急しい時でもの読み方
長谷川時雨 「東京に生れて」

...小山が玄関より座敷に入り来るや中川も心急ぎて挨拶さえ打忘れ「小山君...   小山が玄関より座敷に入り来るや中川も心急ぎて挨拶さえ打忘れ「小山君の読み方
村井弦斎 「食道楽」

...君がまな児はわが児にくらべ一つ上なる姉なりかく寂しきことを心に繰り返し早や君に送らんことに心急ぎふたたび車上の人となる...   君がまな児はわが児にくらべ一つ上なる姉なりかく寂しきことを心に繰り返し早や君に送らんことに心急ぎふたたび車上の人となるの読み方
室生犀星 「忘春詩集」

...心急(せ)き給ふ事なかれ...   心急き給ふ事なかれの読み方
夢野久作 「白くれない」

...心急(せ)きます故」義平太は...   心急きます故」義平太はの読み方
吉川英治 「大岡越前」

「心急」の読みかた

「心急」の書き方・書き順

いろんなフォントで「心急」


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燐鉱石   エコノミカル   ブザー  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

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