例文・使い方一覧でみる「心待ち」の意味


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...理由もない事を心待ちに待つてゐた様であつた...   理由もない事を心待ちに待つてゐた様であつたの読み方
石川啄木 「二筋の血」

...もしやラツールが顔を出しはしないかと心待ちにしていた...   もしやラツールが顔を出しはしないかと心待ちにしていたの読み方
海野十三 「恐竜島」

...あの大阪の宿で私の来るのを心待ちにしている彼の様子を思い描いた...   あの大阪の宿で私の来るのを心待ちにしている彼の様子を思い描いたの読み方
谷崎潤一郎 「鍵」

...恐らく後で又問い合せに来るのではないかと心待ちにしていたが...   恐らく後で又問い合せに来るのではないかと心待ちにしていたがの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...そのうちに機会があることと心待ちにしていたけれども...   そのうちに機会があることと心待ちにしていたけれどもの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...その日はとうとう心待ちにした二度目の電話が懸って来ず...   その日はとうとう心待ちにした二度目の電話が懸って来ずの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...妙子が来たら彼女の知っている店と云うのへ案内して貰おうと心待ちにして...   妙子が来たら彼女の知っている店と云うのへ案内して貰おうと心待ちにしての読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...迎いに来るのを心待ちにしているんじゃないかな...   迎いに来るのを心待ちにしているんじゃないかなの読み方
谷崎潤一郎 「痴人の愛」

...銀子はもう帰る時分だと、いつも思いながら、病院へ電話をかけてみても、まだ帰っていないと後味がわるいし、家(うち)へ訪ねて行っても同様に寂しいので、帰って来ればどこかへ来るだろうと、心待ちに待ち、電話の鈴が鳴るたびに胸が跳(おど)り、お座敷がかかるたびに、お客が誰だか箱丁(はこや)に聞くのだったが、親爺が見番の役員なので、二人を堰(せ)き止めるために、どんな機関(からくり)をしていないとも限らず、気が揉(も)めているのだった...   銀子はもう帰る時分だと、いつも思いながら、病院へ電話をかけてみても、まだ帰っていないと後味がわるいし、家へ訪ねて行っても同様に寂しいので、帰って来ればどこかへ来るだろうと、心待ちに待ち、電話の鈴が鳴るたびに胸が跳り、お座敷がかかるたびに、お客が誰だか箱丁に聞くのだったが、親爺が見番の役員なので、二人を堰き止めるために、どんな機関をしていないとも限らず、気が揉めているのだったの読み方
徳田秋声 「縮図」

...それで毎年心待ちにしてこの種の結晶を探しているが...   それで毎年心待ちにしてこの種の結晶を探しているがの読み方
中谷宇吉郎 「雪の話」

...心待ちに待って居たらしい...   心待ちに待って居たらしいの読み方
野村胡堂 「死の予告」

...心待ちにするわが息子の勲功の知らせは一向に参らず...   心待ちにするわが息子の勲功の知らせは一向に参らずの読み方
藤野古白 藤井英男訳 「戦争」

...さげすんだ眼付を私に向けるだらうと心待ちにしながら...   さげすんだ眼付を私に向けるだらうと心待ちにしながらの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...ビレラフォンはそれに出遇うことをずっと心待ちにして来たのでありながら...   ビレラフォンはそれに出遇うことをずっと心待ちにして来たのでありながらの読み方
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」

...心待ちにしている例の封緘がなくてハトロン封筒が一枚あり...   心待ちにしている例の封緘がなくてハトロン封筒が一枚ありの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...いつも夕方の六時を心待ちしました...   いつも夕方の六時を心待ちしましたの読み方
柳宗悦 「沖縄の思い出」

...何か心待ちにするのか...   何か心待ちにするのかの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...心待ちに待っていた秀吉は...   心待ちに待っていた秀吉はの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「心待ち」の読みかた

「心待ち」の書き方・書き順

いろんなフォントで「心待ち」


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