...心張棒を木剣のかわりに...
橘外男 「亡霊怪猫屋敷」
...その心張棒を米友が外(はず)しにかかりました...
中里介山 「大菩薩峠」
...「誰だえ」お市は心張棒(しんばりぼう)を外すと...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...女房と心張棒には当分用事のねえ世帯だ」「合の手が多過ぎるよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...五「何だ何だ」「また化物が暴れ出したのか」「それ行ってみろ」母屋から五六人、心張棒、天秤棒から、長押(なげし)の槍まで持出して、バラバラと飛んで来ました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...心張棒には長いし...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...心張棒には長いし...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そのうえ心張棒をして」「その心張はなかったのか」「桟だけおりて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...雨戸は棧(さん)がおりてゐる上に心張棒が嚴重に締められ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...心張棒まで掛けてあつたんです」手代の徳次はさう言つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...用心棒どころか心張棒ほどの役にも立たないよ」「ヘッ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...その中へ心張棒を立てかけたら...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...心張棒などは見えないまゝに忘れてしまつたことと思ひます」内儀の説明は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...この五年越し離室を覗いたこともありません」「この窓に心張棒はないので?」「雨戸が嚴重に出來て居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...心張棒をとって振ってみる)お蔦 あッ...
長谷川伸 「一本刀土俵入 二幕五場」
...ここぞと正介は「樫の木の心張棒で滅多打ちに腰の番(つがい)」を三つ四つ喰わした...
正岡容 「我が圓朝研究」
...そのあと樫の木の心張棒という...
正岡容 「我が圓朝研究」
...中から用意の心張棒(しんばりぼう)が掛っているということは知らないので...
吉川英治 「江戸三国志」
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