...とどろく胸のうちをさとられまいとして心外な態度をよそおいながらえんあって夫婦になったうえは不足なところもあろうけれども何もやくそくごとだと思ってくれぬか...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...ただ心外なのは、こうやってどしどし「不良華族」の捨て場にされる平民が、宗秩寮によって箸にも棒にもかからないロクでなしと見做されたということだが、尤も同じく平民と云ってもブルジョアもあれば、プロレタリアもあるので、一概には云えないのだから、その点は安心だとして、併し何より心配なのは、こうやってどしどし「不良」でない華族が減って行きはしないかという点だ...
戸坂潤 「社会時評」
...實はか程の人を大阪市が横取りされるといふことは勿論心外なことであるべき筈でありますが...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...心外なのはこの指の痛みです...
中里介山 「大菩薩峠」
...それとも作事方の」「おまえ喧嘩をしたんだろう」「私がですか」泰三は心外なことを聞くものだという眼つきをした...
山本周五郎 「思い違い物語」
...このような心外な沙汰を何で唯々(いい)とおひきうけ遊ばしたか」と...
吉川英治 「黒田如水」
...酒食を饗せられるは心外なりと思し召すやも知れませんが...
吉川英治 「三国志」
...心外な様子を示して...
吉川英治 「三国志」
...心外なおことばを!」一声...
吉川英治 「三国志」
...消息なきは、夏の初め頃より、鎌倉表におるためと思われまする」「はははは」と、俊基は手の杯を、左近へ与えて「どうやら、土岐は少々、あの若入道に、まいられておるそうな」「これは、心外な」と、単純な彼は、すぐムキな顔になった...
吉川英治 「私本太平記」
...武士下郎(げろう)の輩の膝下(しっか)にねじ伏せられて、荒縄の縛(いまし)めをうけるなどは、およそ心外なと、おん目をつりあげ、「なぜ答えぬっ」と、答えぬ名和長年の横顔へ吠(ほ)えたのも当然だった...
吉川英治 「私本太平記」
...まだそうなるには心外なような自分を足腰に残しているつもりなのだ...
吉川英治 「新書太閤記」
...退陣をおすすめ申しおる様子に――実は心外ながら...
吉川英治 「新書太閤記」
...……はい」「自信があるのか」「ちと心外なおたずねです」「ははは...
吉川英治 「新書太閤記」
...これは心外なり――というような顔をした...
吉川英治 「新書太閤記」
...心外な仰せ」「だまれ...
吉川英治 「新・水滸伝」
...いささか心外なような顔色を示して答えた...
吉川英治 「源頼朝」
...お通は心外なのであろう...
吉川英治 「宮本武蔵」
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