...すると今度はお得意様の方から「どうだ一つこちらへ支店を出しては」というお心入れで...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...その十二私はすっかり心入れかえた気イになって...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...かくまでの心入れを...
福田英子 「妾の半生涯」
...一方では菊之丞の心入れで...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...そなたの心入れもうれしいが...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...しかし折角の翁の心入れも...
夢野久作 「近世快人伝」
...東照宮様の御心入れによって...
夢野久作 「名娼満月」
...さ候(さふら)へど紅茶ならで番茶に梅干を添へたる給仕の心入れは嬉(うれ)しと思はれ候(さふらふ)...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...滝川殿のお心入れに依る医師...
吉川英治 「黒田如水」
...隈(くま)なく心入れの行き渡っていることを...
吉川英治 「新書太閤記」
...茶道などに心入れしているかともいわれては...
吉川英治 「新書太閤記」
...丹羽殿も切にお心入れあるこそ輔佐(ほさ)のお役目であろうと...
吉川英治 「新書太閤記」
...そして秀吉からの、心入れの品々を、三つの位牌(いはい)に供(そな)えた...
吉川英治 「新書太閤記」
...孔(こう)兄弟の心入れなのはいうまでもない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...あくまで心入れな張順のはからいだった...
吉川英治 「新・水滸伝」
...心入れでない物はない...
吉川英治 「新・水滸伝」
...種々(いろいろ)とお心入れの由じゃが...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...いろいろな心入れの賜物(たまもの)があった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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