...何事も関白の心任せに致すから...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...万事父の心任せに――」「そういうとは...
直木三十五 「南国太平記」
...それもまたお心任せ」酒井賢二郎は一同を見渡して念を押すと...
中里介山 「大菩薩峠」
...お心任せになさるがよい...
中里介山 「大菩薩峠」
...あなたのお心任せにするつもりでいます...
中里介山 「大菩薩峠」
...心任せに話してくれないか...
中里介山 「大菩薩峠」
...そっと起きていて百遍でも千遍でも心任せに申した念仏は飾る心がないから仏の意にも相応して本当の往生が出来るというものだ...
中里介山 「法然行伝」
...そのうちをお心任せの程おやりなさい...
中里介山 「法然行伝」
...法然はその心任せにして...
中里介山 「法然行伝」
...轍(わだち)の迹(あと)は行く人の心任せに思い思いの見当(けんとう)に延びて行く...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
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