...はじめて心付くと...
泉鏡花 「婦系図」
...(心付く)不重宝(ぶちょうほう)...
泉鏡花 「海神別荘」
...女房 (心付く)おお...
泉鏡花 「海神別荘」
...今の紳士が奥畑であったと心付くと...
谷崎潤一郎 「細雪」
......
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...吾人はまづ異(ことな)れるこの二種の芸術を鑑賞せんには全然別様(べつよう)の態度を取らざるべからざる事に心付くべし...
永井荷風 「江戸芸術論」
...」歌麿の描ける女の常に甚(はなはだ)しく長身なるは浮世絵を通覧するものの直(ただち)に心付く処なるべし...
永井荷風 「江戸芸術論」
...全く我ながら馬鹿らしい事だと心付く...
永井荷風 「海洋の旅」
...いつの間にかまた降出してゐたのに心付くのであつた...
永井荷風 「花より雨に」
...さては騙かれたかと心付く辺以下もよかった...
宮本百合子 「印象」
...暫くして女がふと心付くと...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
...誰にもすぐ心付くのは湫の漢字を宛てたクテまたはグデである...
柳田國男 「地名の研究」
...眼の前にあったことを心付くことになり...
柳田國男 「地名の研究」
...東北の地名のカヌカに関するお説を見て心付くのは...
柳田國男 「地名の研究」
...心付くことが多いであろう...
柳田国男 「年中行事覚書」
...こういえば誰でも心付くことであろう...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...それを比べて見れば必ず新たに心付くことがあろうと思うが...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...『平家』や『盛衰記』を見て心付くことは...
柳田国男 「雪国の春」
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