...沙金が心をひかれるのは...
芥川龍之介 「偸盗」
...私が季節季節の物に人一倍心をひかれるのを知つてゐる家の者が...
薄田泣菫 「独楽園」
...外国人が最も心をひかれるのも水墨画であるという...
高村光太郎 「美の日本的源泉」
...なんしろ心をひかれる景色だ...
竹久夢二 「砂がき」
...逢ふまへの坊主頭としておく香春岳にはいつも心をひかれる...
種田山頭火 「行乞記」
...人がかへりみないだけ私は心をひかれる...
種田山頭火 「其中日記」
...今の私はアルコールよりも砂糖の方に心をひかれる!人間の嗜好といふものも面白い...
種田山頭火 「其中日記」
...ことにおぢいさんに心をひかれる...
種田山頭火 「其中日記」
...私は自然に心をひかれる...
種田山頭火 「其中日記」
...どうもこの場合馬の方に余計に心をひかれる...
寺田寅彦 「断片(1[#「1」はローマ数字、1-13-21])」
...心をひかれるなんて...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...栄蔵はとりわけ心をひかれる...
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」
...それでもやはりわたしが本のほうへ心をひかれる様子を見て...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...文学に心をひかれる人は...
宮本百合子 「新しい文学の誕生」
...それを書いた作家に心をひかれる人々自身の...
宮本百合子 「あとがき(『作家と作品』)」
...なぜこの言葉に心をひかれるかというと...
柳田国男 「故郷七十年」
...つねに私は自分の排する方に心をひかれる小説家だった...
横光利一 「夜の靴」
...それのみに心をひかれるからであった...
吉川英治 「三国志」
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