...菊池の理智的な心の持ち方は...
芥川龍之介 「合理的、同時に多量の人間味」
...しかも可なりにひねくれた心の持ち方が現はれてゐます...
石川三四郎 「浪」
...心の持ち方だけは...
薄田泣菫 「茶話」
...茶器とともに叩き割つた持主のほがらかな心の持ち方ぢや...
薄田泣菫 「利休と遠州」
...心の持ち方が改まるであろう...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...心の持ち方だということぐらい...
豊島与志雄 「自由人」
...心の持ち方について言うのである...
豊島与志雄 「文学精神は言う」
...珍しい心の持ち方ですね...
中里介山 「大菩薩峠」
...こういう心の持ち方は...
中谷宇吉郎 「寺田先生の追憶」
...態度と云うのは心の持ち方...
夏目漱石 「創作家の態度」
...この、心の持ち方、物の観方で十人、十色さまざまの世界ができまたさまざまの世界観が成り立つのは申すまでもない...
夏目漱石 「創作家の態度」
...われわれの最も意(い)を注(そそ)ぐべき心掛(こころがけ)は平常毎日の言行――言行と言わんよりは心の持ち方...
新渡戸稲造 「自警録」
...お互いにその心の持ち方を果たして剛に向けるか柔に向けるか...
新渡戸稲造 「自警録」
...かくのごとき心の持ち方をいうのではないか...
新渡戸稲造 「自警録」
...単にめいめいの心の持ち方だけではなく...
柳田国男 「年中行事覚書」
...常に私たちの心の持ち方を...
柳田国男 「年中行事覚書」
...何となくその心の持ち方が田舎者らしく感じられ...
横光利一 「旅愁」
...更に進んでは都会人の心の持ち方の上からも...
和辻哲郎 「地異印象記」
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