...上滑りをして通る――中心の問題に注意の焦點を集中するために...   
阿部次郎  「三太郎の日記 第三」 
...と肝心の問題よりもその方が気になった...   
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子  「黒猫十三」 
...心の問題です...   
田山録弥  「新しい生」 
...二ある若い未亡人(びばうじん)の態度が常にNの心の問題となつてゐることもつゞいて繰返して考へられた...   
田山録弥  「路傍の小草」 
...ドミン これは心の問題なんかじゃないんだ...   
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」 
...見当をつけ得られるということが肝心の問題である...   
寺田寅彦  「ジャーナリズム雑感」 
...そこでは自然や根本物質が中心の問題であり(自然観)...   
戸坂潤  「イデオロギー概論」 
...之まで常に形態が中心の問題であったというのである...   
戸坂潤  「現代唯物論講話」 
...その代りに過程概念を中心の問題とする...   
戸坂潤  「現代唯物論講話」 
...ユーモア文学が中心の問題になって来ているようである...   
戸坂潤  「思想としての文学」 
...良心の問題としている...   
戸坂潤  「認識論とは何か」 
...これは一検察吏の潔癖や自尊心の問題ではなくて...   
久生十蘭  「魔都」 
...良心の問題であると同時に感情の問題なんです...   
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」 
...心の問題であるといわれるとすれば...   
三木清  「哲学入門」 
...内側から心の問題を...   
柳宗悦  「多々良の雑器」 
...吾々は一番心の問題を受け取りたく...   
柳宗悦  「多々良の雑器」 
...誰しもこの事から超然とはしがたい悩みふかまる内心の問題であり...   
横光利一  「旅愁」 
...今度は要するに内心の問題でございます...   
吉川英治  「折々の記」 
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