例文・使い方一覧でみる「心なし」の意味


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...鴉(からす)の左大弁様の心なしを御承知になっていたのでございます...   鴉の左大弁様の心なしを御承知になっていたのでございますの読み方
芥川龍之介 「邪宗門」

...遜れる心なしに人はこの十字架に堪へることが出來ない...   遜れる心なしに人はこの十字架に堪へることが出來ないの読み方
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」

...悲しみの為か心なしやつれの見える夫人の容貌(かお)は...   悲しみの為か心なしやつれの見える夫人の容貌はの読み方
大阪圭吉 「花束の虫」

...彼女の心なしをとがめずにはいられなかった...   彼女の心なしをとがめずにはいられなかったの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...やはり向こうからもなんらの下心なしに愛されるのが自然であると...   やはり向こうからもなんらの下心なしに愛されるのが自然であるとの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...「竹調べ」から「鉢返し」――「鉢返し」から「盤渉(ばんしき)」世界もちょうど――平調(ひょうじょう)から盤渉にめぐるの時――心ありや、心なしや、この音色...   「竹調べ」から「鉢返し」――「鉢返し」から「盤渉」世界もちょうど――平調から盤渉にめぐるの時――心ありや、心なしや、この音色の読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...心なしか今日は十勝の噴煙も高々と立っているようである...   心なしか今日は十勝の噴煙も高々と立っているようであるの読み方
中谷宇吉郎 「雪後記」

...本藩に対して功名心なし既(すで)に心に決定して居れば...   本藩に対して功名心なし既に心に決定して居ればの読み方
福澤諭吉 「福翁自伝」

......   の読み方
松本たかし 「松本たかし句集」

...心なしに借用したのも古い事なのだが...   心なしに借用したのも古い事なのだがの読み方
柳田国男 「海上の道」

...とうてい中心なしに別々に始まったものとは思えない...   とうてい中心なしに別々に始まったものとは思えないの読み方
柳田国男 「こども風土記」

...心なしかほっと安堵(あんど)したような色が眼にあらわれるのを私は見たと思った...   心なしかほっと安堵したような色が眼にあらわれるのを私は見たと思ったの読み方
山本周五郎 「日本婦道記」

...心なしかその睫毛のない眼をしばだたいて...   心なしかその睫毛のない眼をしばだたいての読み方
吉川英治 「大谷刑部」

...――このさい二心なし...   ――このさい二心なしの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...私宅においてのぞむ心なし一...   私宅においてのぞむ心なし一の読み方
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」

...心なしか去年あたりより幾ぶん肉の削(そ)げたかに見える眼もとではあるが...   心なしか去年あたりより幾ぶん肉の削げたかに見える眼もとではあるがの読み方
吉川英治 「梅里先生行状記」

...心なしか、こよいは、灯も鮮やかに、翳(くも)りなく点(とも)って、なんとなく胸も花やぐようなと、灯占(ひうら)をたてていたが――花田橋ではお許(もと)に待たせたが、こたびはわしが待つであろう瀬田の湖畔に牛をつないでと、武蔵からの便り...   心なしか、こよいは、灯も鮮やかに、翳りなく点って、なんとなく胸も花やぐようなと、灯占をたてていたが――花田橋ではお許に待たせたが、こたびはわしが待つであろう瀬田の湖畔に牛をつないでと、武蔵からの便りの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

...心なしか、そう思って、吉野朝以前からというここの古い砦型(とりでがた)の城を仰ぐと、四山の春は迫って来ているに関(かか)わらず、どことなくしいんとして冷寂な感がある...   心なしか、そう思って、吉野朝以前からというここの古い砦型の城を仰ぐと、四山の春は迫って来ているに関わらず、どことなくしいんとして冷寂な感があるの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

「心なし」の読みかた

「心なし」の書き方・書き順

いろんなフォントで「心なし」


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