...」大学教授は鼻を鳴らして感心した...
薄田泣菫 「茶話」
...延若は両手を拍(う)つて感心した...
薄田泣菫 「茶話」
...頂上まで二十数丁であることをはつきり教へられて安心した...
種田山頭火 「旅日記」
...君の勇気に感心した...
寺島柾史 「怪奇人造島」
...続いてあげれば倫理学の教授となることに決心した和辻博士位いだろう...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...召しかかえる分にはいっこう差支えないと安心したのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分は母の一言(いちごん)でやっと安心したようなものの...
夏目漱石 「行人」
...その実(じつ)感心したのは...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...いろいろと苦心したが...
平田晋策 「昭和遊撃隊」
...医者たちはこっそりと死体を墓から掘り出してゆっくり解剖しようと決心した...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「早すぎる埋葬」
...前述の項は出来得る限り圧縮しようと苦心したのであるが...
牧野信一 「文学的自叙伝」
...この暴徒の群れの前に説得にゆこうと決心したのであった...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いよいよ執心した...
矢田津世子 「鴻ノ巣女房」
...幼な児の空想力の豊かさに感心したものであったろうか...
柳田国男 「故郷七十年」
...と決心した気持はよくわかる...
山本周五郎 「風流太平記」
...いちど、元の坂東平野へ帰って、弟たちの顔も見たり、父の遺産も整理して、郷土で終るか、なお都で生きるか、考えてから、人生を出直そう」滝口の小次郎は、今年になって、こう決心した...
吉川英治 「平の将門」
...「なるほど」盛綱は、何を感心したか、その帰るさ、駒の口輪をつかみながら、頼朝のすがたを振仰いで、「兄者人の定綱が、いつも云わるるには、殿のご大食には驚く、あの華奢(きゃしゃ)なおからだで、朝などお汁を何杯もあがるなど、いつも驚嘆していますが、なるほど、これではご空腹もごむりではない……...
吉川英治 「源頼朝」
...全然安心したのは...
和辻哲郎 「地異印象記」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??