...続くときはちょっとあしらえには別のものをつけておくというような心くばりをしていることを知らないわけではないくせにと...
羽仁もと子 「女中訓」
...溝口という監督の熱心さ、心くばり、感覚の方向というものがこの作品には充実して盛られている...
宮本百合子 「「愛怨峡」における映画的表現の問題」
...やはりそれぞれ心くばりがあるものです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...私の心くばり、いろいろのお伴、皆甲斐あった、本当にうれしゅうございます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...皆いろいろ心くばりしてくれます...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...だからあなたの此上の御心くばりはいりません...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そんなことへの全く私だけの心くばりがあってつとめてよく見たというところが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...お心くばりいろいろとありがとう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...いかなる心くばりをも我々は辞しない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...医学生らしい細かい心くばりをして...
矢田津世子 「女心拾遺」
...宿の主人の心くばりのこまかさがよく感じられた...
山本周五郎 「新潮記」
...どうかして早く傷心を忘れさせようとする心くばりが哀(かな)しいほどありありとみえた...
山本周五郎 「日本婦道記」
...細やかな心くばり...
吉川英治 「三国志」
...心くばりの多さは...
吉川英治 「私本太平記」
...愛妃の心くばりもこまやかなので...
吉川英治 「私本太平記」
...それも家康の心くばりで...
吉川英治 「新書太閤記」
...『さすがは盟主のお心くばり...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...君侯への心くばりから...
吉川英治 「日本名婦伝」
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