...されど用心きびしきことなれば中々忍び寄るだに覚束なく存候ところ...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...されども我もし心きめ汝をしかく爲さまくば...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...親思う心にまさる親心きょうの音ずれ何ときくらんさりながら去年十月六日差上げ置き候書...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...ちっぽけな信心きちがいです...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...風のある夜など、不用心きわまる...
豊島与志雄 「ものの影」
...用心きびしく構えて寄せ手を相待つ...
中里介山 「大菩薩峠」
...江州(ごうしゅう)の大津の鍵屋伝兵衛といってたずねておいで……」心ききたる若者を一人わけて...
中里介山 「大菩薩峠」
...給仕の中に心ききたる少年を一人乗せて...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...忠弘は心ききたる家臣を深川八幡前の家へやって見ました...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...心きいた者は、町内の外科と、土地の御用聞――三河町の佐吉と、町役人に急を知らせました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...心きいた者は、町内の外科と、土地の御用聞――三河町の佐吉と、町役人に急を知らせました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
......
萩原朔太郎 「短歌」
...心ききたる一名の大将にそれを持たせ...
吉川英治 「三国志」
...さっそく心ききたる者二名を...
吉川英治 「私本太平記」
...……たれか心ききたる者はおるまいか」「その儀は...
吉川英治 「私本太平記」
...心ききたる兵数名をつけて...
吉川英治 「私本太平記」
...心ききたる者はいず...
吉川英治 「宮本武蔵」
...心ききたる奴(やつ)と...
吉川英治 「宮本武蔵」
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