例文・使い方一覧でみる「凌」の意味


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...益々何かあの女に辱(りょうじょく)を加えたくてたまらなくなった...   益々何かあの女に凌辱を加えたくてたまらなくなったの読み方
芥川龍之介 「袈裟と盛遠」

...紀文を駕(りょうが)するものである...   紀文を凌駕するものであるの読み方
泉鏡花 「薄紅梅」

...海に寄ったのは亭々(ていてい)として雲を(しの)ぎ...   海に寄ったのは亭々として雲を凌ぎの読み方
泉鏡花 「瓜の涙」

...西に赤倉(あかくら)の高嶺(かうれい)雲を(しのぎ)て衆山(しゆうざん)これに双(なら)ぶ...   西に赤倉の高嶺雲を凌て衆山これに双ぶの読み方
京山人百樹刪定 「北越雪譜」

...「こゝは木なぞが多い割合に蚊が少いので余つ程(しの)ぎいゝんだけど...   「こゝは木なぞが多い割合に蚊が少いので余つ程凌ぎいゝんだけどの読み方
鈴木三重吉 「桑の実」

...見事それでいで行けたし...   見事それで凌いで行けたしの読み方
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」

...食物をくれる同情者のない時には水を飲んで餓えをぎ...   食物をくれる同情者のない時には水を飲んで餓えを凌ぎの読み方
田中貢太郎 「黄金の枕」

...霄(にんどう)の花のような金茶色の花が一めんに垂れさがった木が一本立っていた...   凌霄の花のような金茶色の花が一めんに垂れさがった木が一本立っていたの読み方
田中貢太郎 「蟇の血」

...辱されたりすることを本望としているかの如く...   凌辱されたりすることを本望としているかの如くの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...一挙に千里の雲を(しの)いで日の下に鳴き...   一挙に千里の雲を凌いで日の下に鳴きの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...兎も角も雨露(うろ)を(しの)ぐに足る椽の下の菰(こも)の上で...   兎も角も雨露を凌ぐに足る椽の下の菰の上での読み方
二葉亭四迷 「平凡」

...あの人たちをお(しの)ぎになるだらうつてね...   あの人たちをお凌ぎになるだらうつてねの読み方
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」

...白雲や青葉若葉の三十里山を下れば驟雨颯然とふりしきりて一重の菅笠にぎかね終に馬籠駅の一旅亭にかけこむ...   白雲や青葉若葉の三十里山を下れば驟雨颯然とふりしきりて一重の菅笠に凌ぎかね終に馬籠駅の一旅亭にかけこむの読み方
正岡子規 「かけはしの記」

...私たちの生活の波瀾をがせ...   私たちの生活の波瀾を凌がせの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...我々のそれらを駕していれば我々は容易にそれを認める...   我々のそれらを凌駕していれば我々は容易にそれを認めるの読み方
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」

...――雪が来てしまえばまあ少しは(しの)ぎいいのですが...   ――雪が来てしまえばまあ少しは凌ぎいいのですがの読み方
山本周五郎 「いさましい話」

...なるほど、ここは郷里も知らずに帰って来た自分に、今もこのように、手厚い呼吸を吹きかけて来てやまぬもののあるのを見ても、宗麟のむかしも同様ヨーロッパから「雲の波、煙の浪をぎ、今この日域に来って貴き御法を弘む...   なるほど、ここは郷里も知らずに帰って来た自分に、今もこのように、手厚い呼吸を吹きかけて来てやまぬもののあるのを見ても、宗麟のむかしも同様ヨーロッパから「雲の波、煙の浪を凌ぎ、今この日域に来って貴き御法を弘むの読み方
横光利一 「旅愁」

...毎日三合宛(づつ)之を湯(ゆ)に入れて呑(の)み以て飢(うへ)を(しの)ぐを得...   毎日三合宛之を湯に入れて呑み以て飢を凌ぐを得の読み方
渡邊千吉郎 「利根水源探検紀行」

「凌」の読みかた

「凌」の書き方・書き順

いろんなフォントで「凌」

「凌」の英語の意味

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