...彼女と話すといつも心が動く...
...彼の話を聞くと心が動くようになった...
...今日の出来事は心が動くものがあった...
...彼の提案には心が動くものを感じた...
...」俊助は好奇心が動くと共に...
芥川龍之介 「路上」
...その婦人に対してある好奇心が動く...
有島武郎 「星座」
...つい好奇心が動くやうになつた...
薄田泣菫 「茶話」
...さうして何處やら得意の心が動く...
高濱虚子 「俳諧師」
...心が動くがままにその花や鳥も動き...
高浜虚子 「俳句への道」
...そうしたら橋寺も一層心が動くであろうし...
谷崎潤一郎 「細雪」
...ともすれば心が動く...
種田山頭火 「其中日記」
...窃(ひそ)かに好奇心が動く...
外村繁 「澪標」
...白雲悠々の旅心が動くに耐えないのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...どうもこのままには済まされん……思切ッて今の家に下宿しようか?……」今更心が動く...
二葉亭四迷 「浮雲」
...其にもまた心が動く...
三島霜川 「平民の娘」
...しずかさに誘われて心が動くようなのこそ春宵の風情でしょう...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...恋愛をする資格がないように思われているわれわれでさえもずいぶん女のことでは好奇心が動くのであるからと惟光(これみつ)は主人をながめていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...今の女の関係をいろいろに想像すれば恨めしい心が動くことであろうと思われる苦しさから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...誰か聞えた武術家などはいないかなどと――そのほうへ頻りと心が動く...
吉川英治 「宮本武蔵」
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