...正しい心がけで、そのほかは神様におまかせしておけば安心です...
有島武郎 「星座」
...」どんなにびんばふをしても蒲團だけは美しいのを持つてゐたいと僕は少年のころから心がけてゐたのであるから...
太宰治 「陰火」
...自分にさう云ふ心がけがあつたら...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...ぐうたら手記□私はいつも物を粗末にしないやうに心がけてゐるが...
種田山頭火 「其中日記」
...フランス語を話す機会を少しも失うまいと心がけた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...発心(ほっしん)なすって功徳(くどく)を積もうとなさる殊勝なお心がけを...
中里介山 「大菩薩峠」
...これと申すも日頃の心がけがよくねえからでげす...
中里介山 「大菩薩峠」
...それについてはこれを濫用(らんよう)せぬよう心がけることが最も必要である...
新渡戸稲造 「自警録」
...奥津城(おくつき)に花の絶えぬように心がけて居ります...
浜尾四郎 「彼が殺したか」
...本能的に心がけることは...
三好十郎 「抵抗のよりどころ」
...「今年(こんねん)は水辺(すゐへん)へ出可申心がけ候処...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...裁判の形式によらなければ暴君をもその共犯者をもあえて殺すまいと心がけた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...それに自分の最期をかなわせようと心がけているのだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...見きわめるだけの目と判断とを自ら養うように心がけなければならない...
柳田国男 「母の手毬歌」
...夫婦の心がけが悪かったのです...
吉川英治 「私本太平記」
...心がけていたのであろう...
吉川英治 「新書太閤記」
...出来候はば、牛馬に付けさせ、賤ヶ嶽を心がけ、急ぎ参るべきなり...
吉川英治 「新書太閤記」
...「政宗公のお心がけは...
吉川英治 「宮本武蔵」
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