...象徴詩という言葉が...
石川啄木 「弓町より」
...無意識のうちに写実のまゆを突き破つて象徴の世界に飛び出すものでなければならぬ...
伊丹万作 「広告」
...象徴的神秘的なボヒミアの郷愁に走った十九世紀の一群の作家を...
妹尾韶夫 「「ザイルの三人」訳者あとがき」
...第二式の神婚説話の特徴にして...
高木敏雄 「比較神話学」
...あれは北条家にお生れになつたお方たちの特徴かも知れませぬが...
太宰治 「右大臣実朝」
...もっともその符徴はたいていだれでも知っていたので...
寺田寅彦 「丸善と三越」
...詩の表現は必然にまた象徴に這入(はい)ってくる...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...我輩は其徴募の最中より後日の事を想像して竊に憂慮したりしが...
福沢諭吉 「帝室論」
...が何もなかつた――何らの特徴も表情の變化も...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...歴史上の事実に徴してもこの説の大なる誤謬であることを証拠立てることが出来ようかと思われる...
穂積陳重 「法窓夜話」
...ツインコタの町にも徴発隊がやって来た...
牧逸馬 「生きている戦死者」
...尤もそこで象徴的な舞踏の手を使ふんだが...
牧野信一 「舞踏会余話」
...実に重大な特徴です...
宮本百合子 「新しい抵抗について」
...井戸勘一郎は柏軒の嗣子磐(いはほ)の「親類書」に徴するに...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...あでやかに化粧したあの特徴のある顔がみえたら...
山本周五郎 「落ち梅記」
...徴發され強奪された金額は...
横瀬夜雨 「天狗塚」
...より感性的に感覚的表徴より先行し直接的に認識され直感される...
横光利一 「新感覚論」
...この外形を象徴として現われて来る内部の生命を感得する...
和辻哲郎 「「自然」を深めよ」
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