...徴兵猶豫の特典を惡用して...
會津八一 「綜合大學を迎へて」
...これは通例水盤の象徴であるがここでは暗黒な原始水ヌーをかたどっていると思われる...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...榎本武揚(えのもとたけあき)の二氏に寄せてその意見を徴(もと)められしものなり...
石河幹明 「瘠我慢の説」
...従来(じゅうらい)の例に徴(ちょう)しても...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...イギリス憲法の特徴を議論することをジャコバン党に迫った男だ...
ピョートル・アレクセーヴィッチ・クロポトキン Pyotr Alekseevich Kropotkin 大杉栄訳 「革命の研究」
...日本人は血管の分布のしかただけから見ても明らかに西洋人とちがった特徴をもっているそうである...
寺田寅彦 「空想日録」
...また日本の各地方でそれぞれの気候的特徴に応じて多少ずつは分化した発達をも遂げて来ている...
寺田寅彦 「日本人の自然観」
...浅草観音堂の境内(けいだい)を描くに当つても彼の特徴は水茶屋土弓場(どきゅうば)また奥山見世物場(みせものば)等の群集に非ずして...
永井荷風 「江戸芸術論」
...学生時代のように冷淡に骨の痛さを訴えるのが特徴などと言ってはおられぬ...
永井隆 「この子を残して」
...印度でも牛は女性の象徴であったことは...
中山太郎 「穀神としての牛に関する民俗」
...文明十八年の暮に宗祇が独吟二十首を実隆に示して批評を求めたなどに徴してもわかる...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...そして貧民を雇傭するための徴収金があらゆる国において労働の維持のための真実基金を減少するこの明白な傾向は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...ここに彼らの知能のほどを示す若干の特徴を挙げなければならない...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...この鼠穴の例と思い合わせられる特徴があった...
柳田国男 「海上の道」
...真正面から喧嘩腰になって稽古を附けるのが特徴であった...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...その時代時代の趣味文化を象徴し...
夢野久作 「探偵小説の真使命」
...例えば十一谷義三郎氏の諸作に於けるがごとく象徴としての智的感覚を所有したものとは同一に見ることが不可能であるとしても...
横光利一 「新感覚論」
...それが“源氏文學”の一つの特徴ともなつてゐて...
吉川英治 「折々の記」
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