...最も微細な感能の働きに待たねばならない...
伊藤左千夫 「歌の潤い」
...マラルメは「クー・ド・デ」の微細な推敲に耽つてゐた...
ヴァレリイ 坂口安吾訳 「〔翻訳〕ステファヌ・マラルメ」
...最高度の顕微鏡でなければ見えぬような微細なバクテリアの長さが〇・〇〇三五ミリメートルあるとか...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...微細な物といえども決して粗末な扱いをしないようにすることが...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...その用法の九割は悟られないやうな微細な點で區別がある多くの同意語から成立つてゐる...
高田力 「ベーシック英語」
...微細な点までは知らない人間か...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...かかる微細な感情の集積せられ化合せられるところから何時(いつ)となく醗酵する「時代」の空気...
津田左右吉 「歴史の矛盾性」
...この時でも水蒸気が露のごとく水滴になるには何か塵のごとき微細ないわゆる凝縮核が必要であるし...
寺田寅彦 「研究的態度の養成」
...衣服の左前なくらいはいいとしても、また髪の毛のなでつけ方や黒子(ほくろ)の位置が逆になっているくらいはどうでもなるとしても、もっと微細な、しかし重要な目の非対称や鼻の曲がりやそれを一々左右顛倒(てんとう)して考えるという事は非常に困難な事である...
寺田寅彦 「自画像」
...同じレコードの中から今まで聞かれなかったいろいろの微細な音色のニュアンスなどが聞き分けられるのが不思議なくらいであった...
寺田寅彦 「蓄音機」
...アントアネットと同じ微細な注意や世話を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...霧とも云えないはどの微細な水気(すいき)が...
豊島与志雄 「白い朝」
...表面の微細な構造までも...
中谷宇吉郎 「雪の化石2」
...微細な点まで彼らの注意に値したらしい...
服部之総 「空罎」
...しかし実地の上では最も知識が広くかつ鋭い人にもほとんど予見し得ないような多くの摩擦や多数の微細な事情が起るので...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...)微細な心づかひをあなたの上に取られつゝも...
水野仙子 「道」
...こんなことがあるではないかなどと微細なことまでもあげてお責めになる宮でおありになったから...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いちいち自分の微細な動作まで手にとるように分る緊張にも拘らず...
横光利一 「旅愁」
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