例文・使い方一覧でみる「微禄」の意味


スポンサーリンク

...それからそれへと微禄(びろく)して一しきりは三度のものにも事をかく始末だったが...   それからそれへと微禄して一しきりは三度のものにも事をかく始末だったがの読み方
芥川龍之介 「老年」

...一時に微禄(びろく)して生活の資に困ったのが...   一時に微禄して生活の資に困ったのがの読み方
淡島寒月 「梵雲庵漫録」

...二百石の微禄じゃ...   二百石の微禄じゃの読み方
江戸川乱歩 「孤島の鬼」

...これもお武士(さむらい)の微禄された方で...   これもお武士の微禄された方での読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

...思うにこの家は今は微禄(びろく)して...   思うにこの家は今は微禄しての読み方
谷崎潤一郎 「吉野葛」

...吾々微禄者はその前で...   吾々微禄者はその前での読み方
直木三十五 「南国太平記」

...天下の事は微禄(びろく)な我々風情がとやかく思ったとて何の足(たし)にもなろうはずはない...   天下の事は微禄な我々風情がとやかく思ったとて何の足にもなろうはずはないの読み方
永井荷風 「散柳窓夕栄」

...微禄(びろく)して...   微禄しての読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...このように微禄仕りました...   このように微禄仕りましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...大村様御邸に掛り人であられる」矢吹家が微禄していることは...   大村様御邸に掛り人であられる」矢吹家が微禄していることはの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...その家の微禄のために散佚の恐れあるを憂えられて...   その家の微禄のために散佚の恐れあるを憂えられての読み方
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」

...内実は余程微禄した佗しい生活に陥って居られたものであろう...   内実は余程微禄した佗しい生活に陥って居られたものであろうの読み方
夢野久作 「梅津只圓翁伝」

...幕臣山岡家は微禄(びろく)だし豊かでなかった...   幕臣山岡家は微禄だし豊かでなかったの読み方
吉川英治 「剣の四君子」

...平常微禄を与え、これとてよき日も見せぬまに、今日の武運にめぐり合うも、信長に随身なしたる宿命とこそ思い候え...   平常微禄を与え、これとてよき日も見せぬまに、今日の武運にめぐり合うも、信長に随身なしたる宿命とこそ思い候えの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...まだ微禄弱年のわたくしが四度目の将として参れば...   まだ微禄弱年のわたくしが四度目の将として参ればの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...それをまた、藤吉郎は、少しも不快らしくもせず、「はい、ご覧の如く、まだ微禄ですが、どうやら武士の端となりました...   それをまた、藤吉郎は、少しも不快らしくもせず、「はい、ご覧の如く、まだ微禄ですが、どうやら武士の端となりましたの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...まだ微禄(びろく)な時代から...   まだ微禄な時代からの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...微禄(びろく)の組に...   微禄の組にの読み方
吉川英治 「新編忠臣蔵」

「微禄」の読みかた

「微禄」の書き方・書き順

いろんなフォントで「微禄」


ランダム例文:
アルハンブラ   具有する   板子  

チーズローリングと世界一硬いチーズ

便利!手書き漢字入力検索

👨話題の人々👩
「推し」を登録

時事ニュース漢字 📺
原点回帰   親子関係   指定席  

スポンサーリンク

トップへ戻る