...途上一微物に遭ふごとに...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...しかれども肉眼(にくがん)のおよばざる至微物(こまかきもの)ゆゑ...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...一些事(さじ)一微物(びぶつ)につきてもなほ比較的に壮大雄渾なる者あり...
正岡子規 「俳諧大要」
...人事を観察する人一些事一微物の真面目(しんめんぼく)を識(し)り...
正岡子規 「俳諧大要」
...ちょうど大人の眼に付かぬ微物を小児が疾(と)く見分くるようなもので...
南方熊楠 「十二支考」
...暗黒の大津波があらゆる細微物から...
百田宗治 「騒擾の上に」
...児童に此微物の愛すべきを教へてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...こんな微物に向って...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...微物還難棄...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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